‘埼玉県’ カテゴリーのアーカイブ

ガヤガヤハトハト ~ 埼玉県越谷市


埼玉県越谷市

埼玉県越谷市
 
市の木「ケヤキ」と市の鳥「シラコバト」がデザインされている。この蓋は中川水循環センターで展示されているもの。
 
 
 

埼玉県越谷市

こちらは路上に設置されている蓋。同じ埼玉県内の鳩ヶ谷市(現 川口市)には、同じく鳩をデザインした蓋があり、ガヤガヤハトハトと紛らわしいことこの上ない。
 
こちら越谷市の蓋にデザインされている鳩・シラコバトは、在来種なのかどうかは不明だが、日本では国の天然記念物に指定されている希少種だ。一時国内では越谷市内でのみ生息が確認されるほどに数が減ったという(海外には多数生息している)。一方、鳩ヶ谷市の蓋にデザインされている鳩は、鳴き声に特徴のあるキジバト(ヤマバト)だ。ちなみに日本はもとより世界中でよく見られる鳩はカワラバト(ドバト)で、伝書鳩もたいていこの鳩らしい。
 
越谷市と鳩ヶ谷市、鳩も違うが市名に「ヶ」がつくかどうかも違う。
 
 
 

埼玉県越谷市埼玉県越谷市

彩色されていない蓋。大きい蓋の上部には、製造年(09)・輪荷重(T-14)・製造元(日之出水道機器の社章)が記されている。
 
 
 

埼玉県越谷市

雨水用の蓋。
 
 
 

埼玉県越谷市

さらに雨水を消防水利として利用している箇所の蓋。消防水利なので目立つように黄色で彩色されている。
 
 
 

埼玉県越谷市埼玉県越谷市

小型の蓋2種。プラスチック製の蓋とコンクリート製の蓋。
 
 
 

埼玉県越谷市埼玉県越谷市

窒息蓋。真ん中は市章に似た何か。
 
 
 

埼玉県越谷市埼玉県越谷市

コンクリート製の蓋。こちらも市章が正確ではない。結構いい加減。正確な市章は合併前の10町村を表す丸と、4つの「コ」に囲まれた「谷」の字で構成されており、こちらで確認できる。
 
 
 

新越谷駅・南越谷駅

東武伊勢崎線の新越谷駅(左)と武蔵野線の南越谷駅(右)。隣接、というよりは一体化した駅だが、乗り換えには高架から一旦地上に降りて改札を出る必要がある。
 
 
 

埼玉県越谷市

何か騒々しいと思ったら、駅前で阿波踊りを踊る一団がいた。毎年8月には南越谷阿波踊りが開催されるとのことで、これはその予行演習(南越谷プレ阿波踊り)のようだった。
 
以上、展示蓋以外の撮影は2011年7月。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●マンホールと公共ます(越谷市ホームページ)
  ●歩鉄の達人さん
  ●日本マンホール蓋学会さん
  ●野鳥観察フィールドノートさん
  ●デザインマンホールさん
  ●Mattlandさん
  ●さぶりんブログさん
 



松並木と百代橋 ~ 埼玉県草加市


埼玉県草加市

埼玉県草加市
 
市のシンボルとなっている「百代橋」がデザインされている。この蓋は中川水循環センターで展示されているもの。
 
 
 

埼玉県草加市

こちらは実際に設置されている蓋。どちらも状態は良い。草加市のホームページによると、このデザインは市制施行40周年記念事業の一環として平成10年に市民投票により決定されたもので、デザインの名称は「松並木と百代橋」とのことだ。
 
 
 

埼玉県草加市埼玉県草加市

彩色されていない蓋。彩色されている蓋と同じ型で造られているようだが、やはり色が付かないとデザインが分かり難いかもしれない。
 
 
 

百代橋

蓋にデザインされている百代橋。旧日光街道沿いの草加松原遊歩道に架けられた歩道橋で、橋の下は車道になっている。何とも歴史の有りそうな出で立ちだが、過去にこのような橋がこの地にあったわけではなく、昭和61年に完成した全く新しい橋で最初から歩道橋として造られている。
 
 
 

ぐりぐり写真:百代橋
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蓋には川に架かったような様子が描かれているが、前述のように最初から歩道橋(陸橋)だったので、意地悪く見れば洪水で水没した様子ともとれる。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる)
 
 
 

埼玉県草加市

防火水槽の蓋にも「百代橋」(若しくは「矢立橋」)がデザインされている。こちらは実際の橋と同じく車道を跨いだ陸橋として描かれている。矢立橋も草加松原遊歩道に架けられた歩道橋で、百代橋とほぼ同じ形状をしている。そのため、この蓋にデザインされている橋がどちらの橋なのかは不明だ。なお百代橋はバブル真っ只中(昭和61年)に、矢立橋はバブル崩壊後(平成6年)に完成している。
 
追記: 欄干の形状から、この蓋にデザインされている橋も「百代橋」である可能性が高い
 
 
 

百代橋

綾瀬川と百代橋。
 
 
 

百代橋

草加松原遊歩道は綾瀬川沿いに1.5㎞に渡って続いており、百代橋と矢立橋とを経由することで、車道に遮られることなく一通り散策することができる。
 
 
 

埼玉県草加市

上水道の蓋。埼玉県南水道と同じ様式の蓋だ。
 
 
 

埼玉県草加市

消火栓の蓋も埼玉県南水道のものとそっくりだ。繋がりがあるのかもしれない。
 
 
 

埼玉県草加市

こちらは排水室の蓋。上水道の蓋の場合、多くの自治体では、紋章と仕切弁や排水室などの役割のみを記す場合が多く、このように市名と部局名(水道部)まで入っているのは珍しい気がする。
 
 
 

埼玉県草加市

こちらは市章と役割(仕切弁)のみが記された蓋。この地紋は日本鋳鉄管㈱の製品だと思われる。
 
 
 

埼玉県草加市

最後に基準点の蓋。取っ手がアスファルトで埋まっているようだが、どうやって開けるのだろうか。
 
 
 

草加駅

草加駅。東武伊勢崎線の駅で、東京メトロ日比谷線・半蔵門線や東急田園都市線からの列車も相互直通運転で乗り入れている。
 
 
以上、中川水循環センターの展示蓋以外は2010年7月の撮影。
 
 
 

埼玉県草加市

おまけ。「実際に設置されている蓋」について、状態がよいと書いたが、本当はスリップ痕やガムのカスなど多少の汚れがあった。こういった場合、ブログに掲載する前にデジタル処理でクリーニングをすることがある。特に綺麗なデザインの蓋で、汚れがあるために惜しい状態になっているときにクリーニングを行うことが多いが、やりすぎると本物ではなくなってしまうので難しい所だ。(マウスカーソルを乗せるとクリーニング後の写真を表示)
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●デザインマンホール(草加市)
  ●夢の入り口でさん
  ●悠紀’s缶さん
  ●クニの部屋 -北武蔵の風土記-さん
  ●講座企画塾 吉田清彦officialさん
  ●デザインマンホールさん
  ●日本マンホール蓋学会さん
 



出るのみで戻れない ~ 埼玉県八潮市


埼玉県八潮市

埼玉県八潮市
 
魚を咥えた「サギ」がデザインされている。八潮市は中川右岸に位置し、市内には用水路も多く水辺は多いようだ。ただ市の鳥はハクセキレイでサギではない。
 
 
 

埼玉県八潮市

中川水循環センターの展示蓋。路上の蓋は設置されたてのようなので比べるのはかわいそうだが、路上の蓋の方が格段に綺麗だ。
 
 
 

埼玉県八潮市埼玉県八潮市

こちらは市の花「クチナシ」と市の木「イチョウ」がデザインされた蓋。クチナシだけワンポイントで彩色されており、お洒落。
 
 
 

埼玉県八潮市

消防車がデザインされた消火栓の蓋。市章も入っている。
 
 
 

埼玉県八潮市

シンボルマークが入った仕切弁の蓋。彩色されているが、本物のシンボルマークはもっとカラフルだ。平仮名で「しきり弁」との表記は珍しいかも。
 
 
 

埼玉県八潮市

同じくシンボルマークが入った照明用の蓋。
 
 
 

埼玉県八潮市

八潮駅。つくばエクスプレスの駅で、市内唯一の鉄道駅。
 
 
 

埼玉県八潮市

八潮市の名所は何だろうと探してみたが、思い浮かばない。市内には首都高速道路が通っており、少し先の三郷ジャンクションで常磐自動車道や東京外環自動車道と接続している。
 
 
 

八潮駅のすぐそばには八潮パーキングエリアが立地し、パーキングエリアからは徒歩で外に出ることができる。以前は出入り共に自由だったようだが、現在は出るのみで戻れない。八潮パーキングエリアは東京方面の上り線でのみ利用可能で、東京方面に向かう高速バスの乗客が途中で降りてつくばエクスプレスを利用する際などにこの出口が使われる。高速バスの車内では、八潮駅から秋葉原駅までの各駅で降車できる乗継乗車券を100円で購入できるのだそうだ。
 
 
以上、中川水循環センターの展示蓋以外は2009年12月の撮影。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●夢の入り口でさん
  ●日本マンホール蓋学会さん
  ●遊戯的電脳中心さん
  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
 



浦和と川口とIGS ~ 埼玉県浦和市


埼玉県浦和市

埼玉県浦和市(現 さいたま市)
 
今更ながら1年半前に見学した中川水循環センターの記事の続き。さいたま市になる前の旧浦和市の花「サクラソウ」がデザインされている。
 
 
 

埼玉県浦和市

こちらは以前掲載した実際に路上に設置されている蓋。展示用の蓋よりも路上にある蓋の方が状態がよいかもしれない。ただ、何枚か蓋を所持する者として、錆は磨けばある程度取れることを経験しているので、展示用の蓋も磨けば輝きを取り戻す可能性は捨てきれない。水循環センターの展示蓋を磨く会とか開催されないかな。やるなら私は間違いなく参加する。
 
 
 

埼玉県浦和市

展示蓋だけではあまり話が続かないので、地味な蓋の話題も。こちらは旧浦和市の市章が入った、そこそこ古そうな東京市型の蓋だ。
 
 
 

埼玉県浦和市

この蓋で注目したいのはこの部分、放射状に伸びる線が内側の円を突き抜けているところだ。夢の入り口でさんの考察に指摘されているように、このタイプの東京市型の蓋は伊藤鉄工㈱の製品である可能性が高い。
 
 
 

IGS

実際に縁塊部分をよく見ると、伊藤鉄工㈱のブランド「IGS」の文字が見つかった。伊藤鉄工㈱は大手の会社なので「IGS」の文字が入った蓋は全国でよく見かけるが、最初に「IGS」の文字が入った蓋を見つけた時は何の蓋かわからず、見つけた場所が岩手県内の駅前だったため岩手銀河鉄道(IGR)関連の蓋かとも想像していた。
 
 
 

伊藤鉄工㈱

伊藤鉄工株式会社
 
そんな疑問を抱えつつ後日見つけたのがこの蓋。「IGS」の文字と、下に製造元と思われる会社名「ITO-TEKKO」が入った蓋だ。言ってみればロゼッタストーン蓋。
 
 
 

伊藤鉄工㈱

ここまでわかれば調べる手段は幾つもある。同じ読みの会社は複数あるが、マンホールの蓋を製造する会社に絞れば「IGS」をブランドとする川口の鋳物会社伊藤鉄工㈱がすぐ見つかった。これが7年位前の話だ。
 
 
 

伊藤合名会社

伊藤合名会社
 
そのうち「IGS」が何の略なのかが気になりはじめ、そんな中見つけたのがこの蓋だ。
 
 
 

伊藤鉄工㈱

「ITO-TEKKO」ではなく「ITOGOMEI.CO」と書かれている。とりあえず「G」が出てきた。ちょっとワクワク。伊藤鉄工の前身であるなら、「ITO」と「GOMEI」で切れるはずで、「GOMEI」を合名会社の「合名」と考えれば、「伊藤合名会社」というキーワードが出てくる。
 
 
 

伊藤合名会社と伊藤愃六工場

国会図書館の近代デジタルライブラリーで昭和初期の埼玉県工場通覧を見ると、現在と同じ埼玉県川口市元郷3丁目にその名も「伊藤合名會社」が見つかった。他いろいろと調べてみると、現在の伊藤鉄工㈱の大株主は㈱愃王という会社らしく、この会社の所在地は浦和駅の近くにあった。GoogleMapで調べてみるとその番地には現在も「伊藤合名会社」の表記があった。「愃」の字から、埼玉県工場通覧で隣に並ぶ明治6年創業の「伊藤愃六工場」もきっと係わりがあるのだろう。さらに調べてみるとこの「伊藤愃六工場」の流れを汲むイトコー㈱という会社も同じく埼玉県川口市元郷3丁目に所在するようだ。伊藤鉄工㈱とは兄弟企業なのかも。
 
と、色々手がかりは出てきたものの、結局「IGS」が何の略なのかは不明なままだ。株式会社とはいえ、赤の他人がこれ以上根掘り葉掘り調べるのも気が引けるし、最近話題の家具屋さんのようなドロドロとした内情なんかが出てきたら寝覚めも悪いので、調査はここで止まっている。
 
何だか色々書いたが、一言で言うと今年も鋳物工場へ見学に行きたいなという話だった、のかな?
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●埼玉県浦和市(駅からマンホール:2010/11/21)
  ●埼玉県浦和市(駅からマンホール:2007/10/28)
  ●埼玉県浦和市(駅からマンホール:2007/09/02)
 



庄和の大凧 ~ 埼玉県庄和町


埼玉県北葛飾郡庄和町

埼玉県北葛飾郡庄和町(現 春日部市)
 
町の花「ハナショウブ」、町の木「モクセイ」、「大凧あげ祭り」の「大凧」がデザインされている。中川水循環センターにて撮影。
 
なお、庄和町は2005年10月1日に、隣接していた春日部市との新設合併により新しい春日部市の一部となっている。
 
 
 

埼玉県北葛飾郡庄和町埼玉県北葛飾郡庄和町

こちらは実際に路上で撮影した蓋。路上に彩色された蓋は設置されていないようだった。
 
 
 
 

埼玉県北葛飾郡庄和町

こちらは町の花「ハナショウブ」と町の木「モクセイ」がデザインされている蓋。
 
 
 

埼玉県北葛飾郡庄和町

町の花「ハナショウブ」のみがデザインされた汚水桝の蓋もあった。
 
 
 

道の駅庄和

道の駅庄和に寄ってみると、賑やかによさこいを踊っている人たちがいた。道の駅には大きな凧が飾られているが、実はこれは子供用のサイズで、大人用は面積にしてこの凧の6.5倍程、100畳分もある大きさなのだそうだ。そのサイズの凧を庄和大凧会館というところで見ることができたのだそうだが、東日本大震災の影響でまだ休館中とのことで、残念ながら今は見ることができない。
 
 
 

南桜井駅 空のさんぽみち

それはそうと、町をちょっと歩いただけであちこちに凧を見つけることができる。
 
 
 

南桜井駅付近

病院の看板にも凧。
 
なお「大凧あげ祭り」は毎年5月3日と5日に開催されるが、ここ数年は1月中旬に「新春凧あげ祭り」も開催されていたようだ。大凧文化保存会「下若組」のホームページによると、昨年は第8回で1月20日に、その前の年は1月15日に開催されていたようで、件の大凧は揚げないものの面白そうだしブログのネタにもなるから見にゆこうと待ち構えていたのだが、今年は開催するという情報もしないという情報も見つからず、不完全燃焼に終わってしまった。
 
以上、撮影は2011年7月、2013年9月と10月。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●大凧の消火栓の蓋(フォートラベル)
  ●進め!マンホールの蓋調査隊さん
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●遊戯的電脳中心さん
 



埼玉県松伏町


埼玉県北葛飾郡松伏町

埼玉県北葛飾郡松伏町
 
町の木「マツ」がデザインされている。中川水循環センターで撮影。
 
 
 

まつぶし緑の丘公園

松伏町には鉄道が通っていないので行きづらい、というかまだ足を踏み入れたことがないのであまり偉そうなことは書けないのだが、こちらは松伏総合公園の風車と池のある風景。(† Wikipediaより取得。作者:HikaruMitarashi、利用許可:GFDL)
 
 
 

古利根堰

家康が関東へ来る前、利根川が今の東京湾へ流れていた時代には利根川の本流はこの辺りを通っていたようで、この写真はその大落古利根川にある古利根堰。(† Wikipediaより取得。作者:京浜にけ、利用許可:GFDL)
 
 
と、観光スポットっぽいところを並べてはみたが、敢えて行くことは無さそうだなぁ。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●悠紀’s缶さん
  ●日本マンホール蓋学会さん
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
 



埼玉県吉川市


埼玉県吉川市

埼玉県吉川市
 
中央に市章が入ったテトラポッド模様の蓋。中川水循環センターに設置されている展示用の蓋だ。
 
 
 

埼玉県吉川市

ただ、吉川市の下水道用の蓋には地元の名産「ナマズ」がデザインされたものもある。この蓋は中川水循環センターの展示コーナーができた後に造られるようになったのかな?
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●埼玉県吉川市(駅からマンホール:2011/10/29)
 



「サト」が三つでミサト ~ 埼玉県三郷市


埼玉県三郷市埼玉県三郷市

埼玉県三郷市
 
市の花「サツキ」がデザインされている。三郷市には下水道の日に合わせて一般公開されていた中川水循環センターが立地する。今回はその行き帰りに見つけた蓋を中心に取り上げる。
 
蓋の下部にあるマークを拡大したのが左の写真だが、枡に「H」が入った意匠になっている。
 
 
 

北勢工業株式会社

同じマークと「HOKUSEI」の文字が入った蓋を過去に見たことがあるので、このマークは北勢工業㈱のものであると推察される。
 
 
 

株式会社長谷川鋳工所

ちなみに、丸に「H」だと㈱長谷川鋳工所の意匠になる。
 
こんな具合に三郷市の蓋には製造元を示すマークが入っているようなので、その辺りにも注目しつつ、蓋を見て歩いた。製造元を示すマークが入った蓋を設置している自治体としては、他に富士見市の例がある。蓋の製造元に詳しくなってどうするのか、たぶんいいことは何も無いと思うが、強いて言えば「おまえのことは俺がいちばんよく知っている、という種類の愛」を満たすための行為であり、一種の愛情表現なのだ。
 
 
なんだかよく分からなくなってきたので次。
 
 
 

埼玉県三郷市埼玉県三郷市

こちらの蓋にはピンク色の「サツキ」がデザインされている。細かい所を見ると、さっきの北勢工業㈱の蓋はエポキシ樹脂を流し込むタイプの彩色方法だったが、こちらの蓋はセラミックサンドを吹き付けるタイプの彩色方法のようだ。すなわち、似たデザイン・形状の蓋なのに鋳型の形がまったく違うわけだ。(だからどうしたとか言わない)
 
こちらの蓋の下部にもマークが入っているが、これは業界王手の日之出水道機器㈱のマークだ。「日」の字をデザイン化したものと思われる。
 
 
 

日之出水道機器株式会社

こちらは下水道展’10 名古屋の次世代型高品位グラウンドマンホール推進協会のブースに並べられていた日之出水道機器㈱の蓋。同じマークが入っている。最近は「HINODE」とアルファベットのロゴがよく用いられているようで、このマークは下水道展のようなイベントや広告などではあまり見かけなくなっている。
 
 
 

埼玉県三郷市

こちらは中川水循環センターに展示されている蓋。古いせいか製造元を示すマークは入っていないが、この蓋は長島鋳物㈱の蓋だ。そう判断した理由はこちらの記事を参照されたし。
 
 
 

埼玉県三郷市埼玉県三郷市

さらに別のマークが入った蓋。丸に「N」のマーク。
 
 
 

日本鋳鉄管株式会社

同じマークの蓋が下水道展’10 名古屋でも展示されており、これは日本鋳鉄管㈱のマークということらしい。
 
 
 

埼玉県三郷市埼玉県三郷市

彩色されていない蓋にも丸に「N」のマーク。
 
 
 

埼玉県三郷市
埼玉県三郷市埼玉県三郷市

小型の蓋には製造元を示すマークは入っていないようだが、幾つかのタイプの蓋があった。
 
 
 

埼玉県三郷市

続いて消火栓の蓋。全国でよく見かけるこの消防車の蓋は、日之出水道機器㈱のものらしい。
 
 
 

埼玉県入間市

埼玉県入間市
 
なぜか入間市の蓋も一枚だけあった。謎の幾何学模様。製造元も不明。
 
 
 

三郷中央駅

三郷中央駅。つくばエクスプレスの駅。三郷市内には武蔵野線も通っているが、つくばエクスプレスを利用したほうが都心からのアクセスはよく、この駅が市の中心駅となりつつあるようだ。
 
 
 

かいちゃん&つぶちゃん

駅前に三郷市のマスコットキャラクター「かいちゃん(大)&つぶちゃん(小)」の像があった。市の鳥「カイツブリ」をモチーフにしたのだとか。
 
 
 

かいちゃん&つぶちゃん

同じ像が市役所前にもあった。ひょっとして市内のあちこちに?、税金の無駄遣いと叩かれはしないか?などと勝手に余計な心配をしてみたが、製作・寄贈をしたのは三郷市商工会で、この像があるのは三郷中央駅前と市役所前の二ヶ所だけのようだ。よかった。
 
 
 

つくばエクスプレス

三郷中央駅を出るつくばエクスプレスの車両。奥に見えるのは東京外環自動車道。交通情報によく出てくる三郷ジャンクションはさらに右側の方にある。
 
 
 

三郷ジャンクション

三郷ジャンクションの下まで行って撮影してみた写真。もっと面白い写真が撮れるのではと期待していたのだが、大きすぎてよくわからない写真になった。ちなみにこのすぐ隣に中川水循環センターがある。
 
以上、撮影は2013年9月と2009年12月。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●中川水循環センター(駅からマンホール:2013/10/17)
  ●((( ^ ∀^)/ 歩ばあちゃん 出会い旅さん
  ●マンホールの面々さん
  ●悠紀’s缶さん
  ●日本マンホール蓋学会さん
  ●マンホール友の会さん
 



埼玉県川口市


埼玉県川口市

埼玉県川口市
 
市の花「テッポウユリ」と市の名産品「竹籠」・「竹ざる」の網目模様がデザインされている。この蓋は下水道の日に合わせて一般公開されていた中川水循環センターで撮影した展示用の蓋だが、路上にある蓋の方が状態がよい。
 
 
 

埼玉県川口市

こちらは実際に路上に設置されている「消防士」がデザインされた消火栓の蓋で、2010年11月に撮影したものだ。かっこいいポーズの消防士だが、奥の人はホースも持たず、なんの役に立っているのだろうか?
 
 
 

埼玉県川口市

幾何学模様の消火栓の蓋。地紋の丸の大きさにバラつきがあるように見えるのは汚れのせいで、実際は同じ大きさの丸が並んでいる。下水道展で調査した結果、この地紋の蓋は日本鋳鉄管㈱の製品ということらしい。同じ地紋は東京ガスの蓋によく使われている。
 
 
 

埼玉県川口市

この日(2010年11月)は鳩ヶ谷市の蓋を探しつつ埼玉高速鉄道の鳩ヶ谷駅から新井宿駅を目指して歩いたのだが、道に迷って大変だった。途中変わった建物を見つけたので写真を撮った。これは川口市立グリーンセンターの建物だったようだ。今ではスマートフォンやiPadで地図を確認しながら歩いているので迷うことは少なくなったが、この頃はよく迷っていた。
 
 
 

埼玉県川口市

ようやく辿り着いた埼玉高速鉄道の新井宿駅。かつてこの辺りには日光御成街道が通っており、しかも新井「宿」というからには宿場があったのではと思い調べてみたが、少なくとも江戸時代には既に宿場は無かったらしく、地名の由来はそれ以前、鎌倉街道のあった時代ににまで遡ることができるかもしれない。しかしこれといった記録は残っていないようで、歴史ミステリーの一つとも言える。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき (Twitter)
  ●埼玉県川口市(駅からマンホール:2007/09/02)
  ●中川水循環センター(駅からマンホール:2013/10/17)
  ●荒川水循環センター(駅からマンホール:2012/10/13)
 



下水道の日の展示 ~ 埼玉県熊谷市


埼玉県熊谷市 下水道の日の展示

埼玉県熊谷市 下水道の日の展示
 
9月10日の下水道の日からひと月以上経ってしまったが、その下水道の日のレポート。前回の記事で何故この日が下水道の日になったのかよくわからないと書いたが、ちゃんと調べてみた。
 
先ず、昔より台風襲来の特異日というものがあり、それは八朔・二百十日・二百二十日の3つだ。これらは農家の三大厄日とも呼ばれているようだ。八朔は旧暦の8月1日で、新暦だと年により8月末から9月末辺りの約1ヶ月の範囲のどこかに当たる。二百十日と二百二十日は雑節の一部で、立春を起算日としてそれぞれ210日目と220日目、それぞれ9月1日と9月11日(年によって±1日のずれがある)に当たる。なお、二百十日は夏目漱石の小説の題材にもなっている。
 
下水道の日(制定時は全国下水道促進デー)を決めるにあたって台風襲来の特異日が適当とされ、八朔だと新暦で指定するのが難しく、二百十日だと防災の日や新学期の開始日と重なるため、残る二百二十日を念頭に決定したのではないかと思われる。要は昔からある台風襲来の特異日の一つを下水道の日としたということだ。(何故9月11日ではないのかという疑問は残る。ちなみに近年では二百二十日は9月11日だが、21世紀後半は9月10日になることのほうが多くなる。また近年でも閏年の場合は9月10日になる。) ← 一応解決しました
 
国土交通省のページには「台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が適当であるとされた」とだけ説明されているが、これではよくわからない。
 
前置きが長くなったが、今年の下水道の日は熊谷市役所で下水道の日に合わせて展示されていたデザインマンホールの蓋を見に行った。
 
 
 

埼玉県熊谷市

埼玉県熊谷市
 
「荒川清流」、「熊谷さくら祭」(市の花)、「熊谷花火大会」、市の魚「ムサシトミヨ」がデザインされた熊谷市の蓋。熊谷市のホームページには少々毒々しい色遣いの蓋が載っているのでそれを期待していたのだが、実物はそうでもなかった。
 
 
 

埼玉県熊谷市

埼玉県大里郡妻沼(めぬま)(現 熊谷市)
 
町の花「キク」、町の木「ケヤキ」、「利根川」に架かる「刀水橋」と「グライダー」がデザインされた妻沼町の蓋。なお妻沼町は2005年10月1日、熊谷市と大里町との新設合併により新しい熊谷市になっている。同時に合併した大里町と、その後2007年に編入された江南町にはそれぞれデザイン蓋があったようだが、ここには展示されていなかった。(リンク先は鯛の尻尾を奪い取れさん)
 
 
 

埼玉県熊谷市 下水道の日の展示

それぞれの蓋の解説。
 
 
 

埼玉県熊谷市 下水道の日の展示

折角なので裏側も覗いてみた。「寄贈 日本鋳鉄管㈱ 日之出水道機器㈱」とあった。
 
 
 

埼玉県熊谷市 下水道の日の展示

展示用の蓋は本物の蓋ではないこともあるそうだが、これらの蓋は本物と同じ形状のようだ。
 
 
 

ポケットティッシュ

お土産に荒川左岸北部流域下水道管内のデザイン蓋がプリントされたポケットティッシュを頂いた。
 
 
 

埼玉県熊谷市

こちらは熊谷駅から市役所へ向かう途中にあったコンクリート蓋。このタイプのコンクリート蓋を「住宅公団型」と呼んでいる資料がどこかにあったような気がするのだが失念。どなたかご存知の方がいらしたらご一報お願いします。なお住宅公団の流れを汲む現在の「都市再生機構型」という呼称は、現在でも製造各社のパンフレットで確認することができる。(もちろん写真のような古いタイプの蓋は掲載されていない)
 
 
 

埼玉県熊谷市

おまけに消火栓の蓋。タグが付いている。
 
 
 

埼玉県熊谷市

角型の消火栓の蓋。丸い蓋と同じくこのデザインの消防車は多分日之出水道機器㈱のもの。
 
 
 

今年の9月10日は火曜日、この日は早朝に熊谷へ行き、昼はマンホールナイト併催の街歩きが参加する新宿フィールドミュージアムのミーティングに参加した。その後出社して仕事、超エクストリーム出社。といっても普段からこんな感じだが。
 
というわけで、今週末には街歩き、イイフタの日には第5回マンホールナイトが開催され、併せて蓋の写真作品も募集しているので、どしどし参加・応募して盛り上げてゆきましょう。
 
 
 
関連リンク
  ●埼玉県熊谷市(駅からマンホール:2008/09/30)
  ●埼玉県妻沼町(駅からマンホール:2010/04/03)
  ●埼玉県熊谷市(駅からマンホール:2010/04/03)
  ●埼玉県熊谷市(駅からマンホール:2010/04/03)
  ●元荒川水循環センター(駅からマンホール:2013/09/08)
 



足元に巨大な下水君 ~ 埼玉県行田市


埼玉県行田市

埼玉県行田市
 
下水君100周年記念企画下水君の親類を特集したことがあるが、その記事のコメントに「行田市に大きな下水君の親類がいる」との情報を頂いた。筆者は行田市の蓋の写真は既に撮っていたのだが、撮影が下水君や下水構えに注目し始める前だったため(下水構えの命名は2011年6月20日)、特に気を留めることもなく写真を撮っただけだった。
 
写真はその巨大な下水君の蓋。蓋全面に下水構えを配し、中央にはこれまた大きな市章をあしらっている。
 
 
 

埼玉県行田市

こちらも巨大な下水君の蓋。四角くて丸くて三角な蓋。
 
 
 

埼玉県行田市埼玉県行田市

こちらは市の花「キク」、市の木「イチョウ」の葉と、「忍城(おしじょう)」の御三階櫓がデザインされた蓋。
 
 
 

忍城埼玉県行田市

蓋にデザインされている「忍城」の御三階櫓。昭和63年に再建された鉄筋コンクリート製の櫓で、行田市郷土博物館の付属施設となっている。廃城(明治4年)前の櫓と位置や規模は異なるものの、外観は幾つかの史料を基に忠実に復元されているとのことだ。
 
御三階櫓を最も撮影しやすいのは櫓を東側から見たこのアングルなのだが、蓋の絵と比べると一階部分の破風(出っ張り)の向きが異なるのがわかる。左の写真では正面に、右の蓋の写真では右側に破風が出ている。
 
 
 

ぐりぐり写真:
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蓋の絵は間違っているのかというとそうではなくて、裏側から御三階櫓を見ると蓋の絵と全く同じ形状になる。破風は堀に向いた東側と南側に出ている。ただしこちらの向きからだと塀越しの撮影になり、しかも樹木が邪魔をする。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると画像が変化)
 
 
 

埼玉県行田市埼玉県行田市

こちらはプラスチック製の汚水桝の蓋。巨大な下水君の蓋と「忍城」の蓋の二種類があった。
 
 
 

埼玉県行田市

消火栓の蓋にも「忍城」の御三階櫓がデザインされている。右側に描かれた「(まとい)」には市章も入っている。
 
 
 

忍城埼玉県行田市

蓋と同じ向きの御三階櫓。櫓の西面と南面が見えるという構図は基本的に下水道の蓋の絵と同じだが、こちらはより右側から見た構図になっている。木や土塁?が邪魔をして撮影が難しい。
 
 
 

ぐりぐり写真:
{“src”:”https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2012.12.03.0/c.jpg”,”width”:”375″,”height”:”500″}

反対側から御三階櫓を撮影すると、お堀の向こうに御三階櫓という構図になる。ただしこの向きからだと、破風が蓋の絵と異なる配置になってしまう。絵になる構図だが、こちらも樹木が邪魔をする。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると画像が変化)
 
 
 

埼玉県行田市

こちらは市の木「イチョウ」の葉と大型の「消防車」がデザインされた消火栓の蓋。どうでもいい話だが、消防車がデザインされた蓋で、消防車が右向きというのは珍しい。(他は千葉県水道局埼玉県川越市など)
 
 
 

埼玉県行田市

最後に防火水槽の蓋。蓋全面に市章があしらわれている。
 
 
 

行田市駅

行田市駅。秩父鉄道の駅で、大正10年に開業。高崎線の行田駅ができるまではこちらが「行田駅」を名乗っていた。忍城址や市役所なども近く、市の中心街に位置する。
 
 
 

行田駅

こちらは高崎線の行田駅。開業は昭和41年と、比較的新しい。
 
以上、撮影は2008年6月と2010年4月。
 
 
 
関連リンク
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●Mattlandさん
  ●どこまでいけるか気ままな山旅さん
  ●日本マンホール蓋学会さん
  ●歩鉄の達人さん
  ●Rainys terra blogさん
 



さくらの日 ~ 埼玉県幸手市


埼玉県幸手市

埼玉県幸手市
 
市の花「サクラ」がデザインされている。
幸手市は大正時代より幸手権現堂堤の桜が有名で、市章も桜をモチーフとしている。
 
ところで今日(3月27日)は「さくらの日」だったのだそうだ。3×9(さくら)=27の語呂合せとかちょっと無理があるぞ。
 
 
 

埼玉県幸手市埼玉県幸手市

汚水桝の蓋にも「サクラ」。
 
 
 

埼玉県幸手市

制水弁の蓋にも「サクラ」。下に「トミス」と書いてあるので㈱トミスの製品なのだろう。
 
 
 

幸手駅

幸手駅。東武日光線の駅で、市内唯一の鉄道駅。
 
 
 

八坂の夏祭り

この日は丁度夏祭りをやっていた。街路灯にも桜が描かれている。
 
以上、撮影は2010年7月。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●マンホール風土記さん
  ●悠遊・楽感雑記帳さん
  ●♪ 沼東中学校第20期同期会 ♪さん
 



なまずの里 ~ 埼玉県吉川市


埼玉県吉川市

埼玉県吉川市
 
「ナマズ」と中川の「屋形船」がデザインされている。吉川市の東西にはそれぞれ江戸川と中川が流れており、蓋にも江戸川と中川のイメージ(左右の模様)がデザインされているようだ。蓋の上部には市のシンボルマークも入っている。
 
川に挟まれた地勢から、古くから川魚料理、とりわけ鯰料理が名物になっている。
 
 
 

埼玉県吉川市

色付きのものは展示用で、路上では彩色されていないやや小型の蓋を見つけることができた。ただ、数は少ない。
 
 
 

埼玉県吉川市

上水道の仕切弁の蓋にも「ナマズ」がデザインされている。
 
 
 

埼玉県吉川市埼玉県吉川市

中型・小型の蓋。ナマズの表情がいい。
 
 
 

埼玉県吉川市

別の構図の「ナマズ」仕切弁。
 
 
 

埼玉県吉川市

「風船」と「蝶」の舞う自然の風景。こちらは上水道の空気弁の蓋。
 
 
 

埼玉県吉川市

市章の入った防火水槽の蓋。よく見るようで実はあまり見たことのない地紋の蓋だ。
 
 
 

埼玉県吉川市埼玉県吉川市

「甲止栓」と書かれた蓋と、やたらと小さい「止水栓」と書かれた蓋。止水栓の種類と構造については㈱日邦バルブJIS規格用語のページが参考になるが、「甲止栓」とは、「甲形止水栓」のことで、水道の蛇口のようにくるくる回すタイプ(コマ式)の栓のことらしい。「乙形止水栓」というのもあって、こちらはガスの元栓のように90度ひねると開閉が切り替わるタイプ(ボール式・コック式)の栓のことらしい。
 
 
 

吉川駅

吉川駅。武蔵野線の駅。今のところ市内唯一の鉄道駅だが、2012年には新駅、吉川南駅が開業する予定だ。
 
 
 

鯰のモニュメント

駅前には金色に輝く親子の鯰像が設置されている。親鯰の体調は5m。金箔が施されているが、そのためにヒゲを盗まれたことがあるらしい。
 
 
 

足元の鯰

「なまずの里」だけあって、足元にも鯰。
 
 
 

店先の鯰

店先にも鯰。この鯰、「ラッピー」というらしい。
 
 
 

よしかわマルシェ

市民交流センターに到着。よしかわマルシェ(朝市)が開催されていた。天気もよく大勢の人で賑わっていた。
 
 
 

ナマズ

食材ナマズもいた。愛嬌のある顔だね。
 
 
 

永田公園

さらに歩くと立派な古墳が現われた。古墳に登るとは罰当たりな、などと思いつつ案内を確認すると、これは古墳ではなく公園のシンボル、「よしかわ富士」なのだそうだ。高さは16m。
 
 
 

よしかわ富士

よしかわ富士の頂上からの眺望。平野が広がり見晴らしはよいが、周りは住宅地ばかり。
 
 
 

埼玉県吉川市

その住宅地で見つけたステキな地紋の電気の蓋。こんな楽しげな地紋の蓋は初めて見た。
 
 
 

埼玉県吉川市

この蓋はこの地域の各家庭に設置されているが、他の蓋と一纏めになっており、一つのユニットになっているようだった。奥から順に電気、電話・CATV、汚水、雨水、止水栓の蓋が並んでいる。
 
 
 

吉川市役所前

吉川市役所まで足を伸ばしてみた。最初に掲載した色つきの蓋は市役所玄関前に展示されている。「農業集落排水事業用鉄蓋」と書かれているので、このデザインの蓋は市街地ではなく農地周辺を探した方が遭遇しやすいのかもしれない。
 
隣には市制施行時に詰められたタイムカプセルも置かれている。旧吉川町は1996年4月1日に単独で市制を施行している。
 
 
 

中川

中川に出た。川沿いに歩いて吉川駅へと戻る。川沿いの土手を歩くのは気持ちがよい。
 
 
 
関連リンク
  ●埼玉県吉川市(駅からマンホール:2014/01/30)
  ●悠紀’s缶さん
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●夏川立也のパワー・コミュニケーションさん
 



埼玉県上尾市


埼玉県上尾市

埼玉県上尾市
 
市の木「カシ」の実と葉がデザインされている。
 
 
 

埼玉県上尾市

こちらは市民の木「アオキ」がデザインされた蓋。
 
 
 

埼玉県上尾市

現在は行われていないお祭り、「あげお中山道大綱引き祭り」のイメージがデザインされた蓋。
 
 
 

埼玉県上尾市

さらに市のイメージマークアッピーが入った量水器の蓋。
 
 
 

上尾駅

上尾駅西口。高崎線の駅。ハイビスカスが咲いている。
 
 
 

上尾駅

こちらは東口。2007年6月に始められた駅舎改修工事と周辺整備事業も今年の1月に無事完成し、まだ新しさが感じられる。
 
上尾には2年前にも足を運んでいるが、彩色された蓋2種類を撮りこぼしていたのと、道路工事で日本各地の仮設蓋を見ることができるという噂を聞いたので、再度訪れてみた。
 
 
 

馬蹄寺

馬蹄寺。境内にある大きな古木が印象的だ。この木はモクコク(モッコク)というツバキ科の植物で、樹齢は200年以上と推定されており、県の文化財指定も受けている。
 
 
 

ぐりぐり写真:八枝神社
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八枝神社。「平方のどろいんきょ」という泥まみれになる奇祭で有名なのだそうだが、祭りの行われていない境内は静かだった。こちらも社殿の周辺に巨木が立ち並び、歴史を感じさせる。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる)
 
 
 

ぐりぐり写真:榎本牧場
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榎本牧場。2年前に来た際には行列が長すぎて名物の「榎本牧場のこだわりアイス」は食べられなかったが、この日は遅れて行ったためか待たずに食べることができた。名物だけあって、うまかった。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる)
 
 
 

上尾丸山公園

上尾丸山公園。こちらは2年前の方が開花時期が早かったようで、せいぜい三分咲き程度だった。
 
 
 

十連寺

最後に徳川家康が名付けたという十連寺。右に見えるのは八角十王堂。
 
 
 

冥界に住む十人の王

特別公開されていた八角十王堂の内部。冥界に住むという十人の王が鎮座していた。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●埼玉県上尾市(アッピー)(駅からマンホール:2009/06/07)
  ●埼玉県上尾市(駅からマンホール:2009/06/07)
  ●尾瀬のおいしい水(御当地おいしい水:2011/06/05)
 



童謡のふる里 ~ 埼玉県大利根町


埼玉県北埼玉郡大利根町埼玉県北埼玉郡大利根町

埼玉県北埼玉郡大利根町(現 加須市)
 
町の花「キク」がデザインされている。
大利根町は2010年3月23日に、加須市、騎西町、北川辺町との新設合併により新しい加須市になっている。
 
 
 

栗橋駅

栗橋駅。東北本線と東武鉄道日光線の駅。大利根町に鉄道の駅は存在しないが、この駅が最寄の駅になる。
 
 
 

童謡のふる里

大利根町は「たなばたさま」や「野菊」など、多くの童謡の作曲で知られる昭和初期の音楽家、纏下總皖一(しもおさかんいち)の出身地で、「童謡のふる里」をコンセプトに町おこしを行っている。
 
 
 

童謡のふる里 アスタホール

童謡のふる里おおとねアスタホール。町営(現在は市営)の多目的施設。「大利根町の人口増加策は」、「大利根町の高齢化対策は」、「大利根町の少子化対策は」という町が作った3部作?のパンフレットをもらったけど、いったい僕にどうしろと。
 
以上、撮影は2006年11月と2009年4月。
 
 
 
関連リンク
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●歩鉄の達人さん
  ●ぶらさんぽさん