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TEPCO ~ 東京電力株式会社


東京電力株式会社

東京電力株式会社
 
同心円と放射線とで構成された地紋の蓋。中央には昭和62年に制定されたシンボルマークが入っている。このシンボルマークが制定される前は、Tの字と稲妻とを組み合わせた社章が使われていた。現在では、新規に設置、或いは交換する際には、このシンボルマークが入った蓋を使っているようだ。
 
各地方自治体では、市章や町章などの他に別途シンボルマークを制定することが多い。例えば東京都では、灯台の地図記号のような紋章が都章で、イチョウの葉に似たマークがシンボルマークとなっおり、どちらも現役だ。しかし、東京電力の場合、稲妻マークが現在も社章として現役なのかどうかは不明だ。
 
 
 

東京電力株式会社

こちらは波型の模様で構成された地紋の蓋。
 
 
 

東京電力株式会社

こちらは鉤括弧のような形の模様で構成された地紋の蓋。この蓋は路上ではなく、横浜火力発電所内に設置されていた。
 
 
 

東京電力株式会社

シンボルマークの入った化粧蓋。蓋の右側に神奈川県章と「電気」の文字も入っている。
 
 
 

東京電力株式会社東京電力株式会社

鉄筋コンクリート製の蓋。
 
 
 

東京電力株式会社

シンボルマークの入ったの入った四角い蓋。
 
 
 

東京電力株式会社

波型模様の小さな四角い蓋。
 
 
 

東京電力株式会社

こちらは蓋ではなさそうだ。路上で見つけたシンボルマークの入った鋳鉄製の丸い何か。この地下に電力線が敷設されていることを示す目印なのだと思われる。以前、NTTJRの社章が入った同様の目印を見つけたことがある。
 
 
 

東京電力横浜火力発電所

東京電力横浜火力発電所。煙突がカッコイイ。煙突は2本あって、それが発電所のシンボルにもなっているのだが、猛暑の中延々歩いたせいか2本の煙突を一枚の写真に収めることを考える余裕がなかった。
 
 
 

トゥイニーヨコハマ

発電所内には一般に公開されている博物館、トゥイニーヨコハマも立地する。ただ、子供向けのアトラクションばかりで、先日訪れた電気の史料館のような興味深い展示はあまりなかった。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●電気の史料館(駅からマンホール:2010/07/13)
 



工業用水 ~ 神奈川県横浜市


神奈川県横浜市

神奈川県横浜市(水道局:工業用水)
 
「工業用水」と大きく書かれた蓋。中央に「Y.W.W.」の文字が入るが、これは横浜市水道局(Yokohama Waterworks Bureau)を意味している。下部に「S.V.」とも書かれている。他に、「A.V.」、「B.V.」、「D.V.」と書かれたものもあった。
 
 
追記(2011/01/21: なんとなくまとめ)

A.V.
Air Valve: 空気弁/排気弁
フロートが上下することによって弁が開閉し、管に溜まった空気が自動的に抜ける仕組みの弁。
B.V.
Butterfly Valve: バタフライ弁/バタフライ仕切弁
バルブシャフトを軸として、羽根を回転させるることで流路を制御する仕組みの弁。
D.V.
Drain Valve: 排水弁/排水栓/排泥弁/泥吐弁
余分の水を排除するため、或いは水と一緒に管内の異物(泥)を取り出すための弁。
S.V.
Slide Valve: 仕切弁
仕切扉で管を遮断して水を止める仕組みの弁。ソフトシール仕切弁(Soft Seal Slide Valve)や止水栓(Stop Valve)の可能性も。

R.V.
Reducing Valve: 減圧弁
圧力を調整して一定の圧力を供給する目的の弁。「R.V.」と表記された蓋は見かけたことがないが、横浜市内に「減圧弁」と書かれた蓋はあるようなので、存在するかもしれない。

 
 
 

神奈川県横浜市

こちらも「工業用水」と書かれた別デザインの蓋。こちらのほうが新しいデザインのようだ。受け枠に「YOKOHAMA KOUSUI」の文字も入る。
 
 
 

神奈川県横浜市

同じく「工業用水」と書かれた四角い蓋。
 
 
 

恵比寿橋からの風景

工業地帯を進む。写真は埋立地を繋ぐ恵比寿橋からの風景。
 
 
 

日産エンジンミュージアム

日産自動車横浜工場に到着。写真右の建物は、昭和43年まで日産自動車の本社ビルとして使われていた建物で、平成15年に日産エンジンミュージアムに改装され一般公開されている。
 
 
 

日産エンジンミュージアム

日産エンジンミュージアムのエントランスホールには自動車のカットモデルが展示されていた。なかなか興味深い。日産エンジンミュージアムには日産の歴代エンジン28台の他、古いものから新しいものまで、様々な自動車が展示されている。
 
 
 

日産エンジンミュージアム

ダットサン15型ロードスター。販売価格は1,750円(1936年当時)。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2011/01/01)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2010/11/28)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2010/10/17)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2010/07/19)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2008/09/27)
  ●神奈川県横浜市(馬車道)(駅からマンホール:2008/06/12)
  ●神奈川県横浜市(水道局)(駅からマンホール:2008/05/10)
  ●神奈川県横浜市(港湾局)(駅からマンホール:2008/05/10)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2008/05/10)
 



神奈川県横浜市


神奈川県横浜市

神奈川県横浜市
 
船の舵取りに使う「操舵輪」の中に、「横浜ベイブリッジ」がデザインされている。
 
 
 

神奈川県横浜市神奈川県横浜市

こちらは彩色されていない蓋。同じデザインだが、実は左右の蓋には大きな違いがある。
 
 
 

神奈川県横浜市神奈川県横浜市

違っている部分の拡大図。左の蓋は上部の長方形の部分に窪みがあるが、右の蓋にはそれがない。
 
実は、窪みのある蓋は「T-14」という規格の蓋で、窪みのない蓋は「T-25」という規格の蓋なのだそうだ。これらは下水道協会で定められている規格で、それぞれ車両総重量14トン、25トンまでの荷重に耐えられるということを意味している。蓋の設置や交換などを行う際、業者の人はこれを目印にしているのだそうだ。この方法は、横浜市のこのデザインの蓋にのみ採用されているとのことだ。
 
この豆知識は、昨年の下水道展で日之出水道機器㈱の方に教えてもらった。
 
 
 

神奈川県横浜市神奈川県横浜市

こちらは横浜の「Y」と「O」の文字を基調とした地紋の蓋。日之出水道機器㈱が横浜市のために考案したデザインとのことで、他の自治体には設置されていないはずだ。
 
 
 

新子安駅

新子安駅。京浜東北線の駅。この日はここから横浜の工業地帯を散策した。
 
 
 

横浜ベイブリッジ

駅を出て陸橋を登ると、海の方向に蓋にもデザインされている横浜ベイブリッジが見えた。
 
 
 

日本ビクター 第一工場ファサード

陸橋を下るとすぐに工業地帯に入る。写真は日本ビクターの第一工場ファサード。昭和5年に造られた工場で、現在ではファザード(建物正面)のみが残されている。日本ビクター本社も創立以来この地にあるが、移転が決まっており、工場も含めこの土地は売却される予定なのだという。地元では、地域のシンボルともなっているこの建物の行く末が案じられている。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2011/01/01)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2010/11/28)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2010/10/17)
  ●神奈川県横浜市(工業用水)(駅からマンホール:2010/07/19)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2008/09/27)
  ●神奈川県横浜市(馬車道)(駅からマンホール:2008/06/12)
  ●神奈川県横浜市(水道局)(駅からマンホール:2008/05/10)
  ●神奈川県横浜市(港湾局)(駅からマンホール:2008/05/10)
  ●神奈川県横浜市(駅からマンホール:2008/05/10)
 



くりはし夏まつりの大神輿 ~ 埼玉県栗橋町


埼玉県北葛飾郡栗橋町

埼玉県北葛飾郡栗橋町(現 久喜市)
 
毎年7月の第3土・日曜に行われる「くりはし夏まつり」(天王様)の様子がデザインされている。この祭で担がれる八坂神社の「大神輿」は、江戸末期に造られたという由緒ある神輿だ。
 
栗橋町は2010年3月23日、久喜市、菖蒲町、鷲宮町との新設合併により、新しい久喜市になっている。
 
 
 

八坂神社

2009年4月、蓋にデザインされている大神輿を撮影しに八坂神社まで足を伸ばした。
 
 
 

八坂神社

拝殿前では狛犬の代わりに狛鯉が出迎えてくれた。
 
 
 

八坂神社

しかし、残念ながら大神輿は常時公開されてはおらず、分厚いカーテンの向こう側だった。
 
 
 

くりはし夏まつり

仕方が無いので、本日の夏まつり本番を狙って再度栗橋へやってきた。
 
 
 

くりはし夏まつり

栗橋駅には午後6時頃に到着したが、駅前に大神輿がやってくるのは1時間半後ということだったので、大神輿を追いかけて撮影してきた。「あばれ神輿」と呼ばれる豪壮な担ぎ方で、間近で観ると迫力がある。
 
 
 

大神輿埼玉県北葛飾郡栗橋町

先に書いたとおり、八坂神社の大神輿は江戸末期に造られた由緒ある神輿で、関東三大神輿のひとつともされるが、関東三大神輿を名乗る神輿は他にもたくさんあるのであまりあてにはならないかも。
 
 
 
関連リンク
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  ●埼玉県栗橋町(駅からマンホール:2010/07/27)
  ●埼玉県栗橋町(駅からマンホール:2010/07/26)
  ●鉄蓋探訪さん
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●マンホール友の会さん
  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
 



大賀ハス ~ 千葉県千葉市


千葉県千葉市千葉県千葉市

千葉県千葉市
 
市の花「大賀ハス」、市の木「ケヤキ」、市の鳥「コアジサシ」がデザインされている。
 
 
 

千葉県千葉市

こちらも同じ構成の別デザインの蓋。
 
 
 

東京大学検見川総合運動場

千葉市花見川区に立地する東京大学検見川総合運動場。ラグビー場、サッカーグラウンド、陸上競技施設、野球場、アメリカンフットボール場、ホッケー場、テニスコート、体育館等を備える26万㎡の広大な総合グラウンド。東京オリンピックでは近代五種のうちクロスカントリーのコースとしても利用されている。
 
 
 

大賀ハス発掘地

検見川総合運動場内にある大賀ハス発掘地。検見川総合運動場はもともと東京大学の厚生農場で、東京都が戦中・戦後の燃料不足から農場の一部を借り受け草炭を採掘していたところ、昭和22年に縄文時代の丸木舟が発掘され、その後昭和26年に2000年以上も前のハスの実3粒が発掘された。植物学者の大賀一郎博士によってそのうちの1粒の発芽に成功し、翌年には開花・結実にも成功し、博士の姓をとって「大賀ハス」と名づけられたのだそうだ。
 
 
 

大賀ハス発掘地

記念樹の根元にある石碑。国土地理院の設置。2000年以上も前の実を開花させたという快挙は世界的に報じられ、現在でも友好親善と平和のシンボルとして日本各地は元より世界各国へ根分けされている。
 
 
 

大賀ハス発祥の地

こちらは検見川総合運動場外の公道から確認できる「大賀ハス発祥の地」の記念碑。ここで大賀ハスが発掘されたのだと勘違いしてしまう人が多いようなので、むしろこの記念碑は無いほうがよいのではないかというのが筆者の感想。
 
 
 

東京大学農学生命科学研究科付属緑地植物実験所

検見川総合運動場に隣接する、東京大学農学生命科学研究科付属緑地植物実験所の見本園。大賀ハスをはじめ、国内外のハス約250種が研究栽培されている。
 
 
 

東京大学農学生命科学研究科付属緑地植物実験所

緑地植物実験所は東京都西東京市にある東大農場に移転される予定になっており、ひょっとすると観蓮会は今年で最後になる可能性もある。実験所の移転を阻止するための地元による署名活動が行われていた。
 
 
 

海浜幕張駅

ゴールの海浜幕張駅。京葉線の駅。東京湾埋め立てによって開発された幕張新都心の玄関口となる駅で、駅周辺には、幕張メッセ・千葉マリンスタジアムをはじめ、神田外語大や県立保健医療大など、いくつかの大学も立地している。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●千葉県千葉市(駅からマンホール:2008/07/19)
  ●千葉県千葉市(駅からマンホール:2008/01/05)
  ●千葉県千葉市(駅からマンホール:2007/10/20)