投稿者のアーカイブ

群馬県前橋市


群馬県前橋市

群馬県前橋市
 
「星」と「三日月」、七夕と書かれた「短冊」がデザインされている。蓋の下には、前橋七夕まつりに使う設備(七夕飾りを設置する穴か、電気設備)があるのではないかと思われる。
 
 
 

前橋駅

前橋駅。両毛線の駅。東京方面から高崎線を経由してここまで乗り入れる列車が多数設定されている。駅舎は中心街からはやや離れた位置にあり、駅周辺は県庁の最寄り駅にしては少し寂しい感じがする。
 
この日は駅からハイキングでここから前橋市内を散策した。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●群馬県前橋市(下水道)(駅からマンホール:2010/08/08)
  ●群馬県前橋市(上水道)(駅からマンホール:2010/08/08)
  ●群馬県前橋市(駅からマンホール:2008/03/14)
 



下水道展’10 名古屋


下水道展’10 名古屋

下水道展’10 名古屋
 
社団法人日本下水道協会が主催する下水道展、今年は名古屋のポートメッセなごやで、7月27日から30日までの4日間にわたり開催された。入場は無料、事前登録の必要も無い。
 
 
 

愛知県名古屋市

展示されていた名古屋市開府400年(2010年)を記念したデザインの災害トイレの蓋。名古屋開府400年事業のマスコット、「はち丸君」と「かなえっち」がデザインされている。
 
 
 

下水道展’10 名古屋

今年の下水道展では、1日に2万人前後、計75,821人もの来場者があったようだが、その規模はここ数年縮小しているようで、出品者の話によると5年前の半分から4分の3程度の規模にまで縮小してしまっているのだそうだ。
 
 
 

下水道展’10 名古屋

ただ、普段は集めにくい情報を得ることのできる数少ない機会なので、筆者も最終日に会場へ足を運んでみた。写真はプラスチック・マスマンホール協会のブースに展示されていた各プラスチック蓋メーカーの蓋一覧。最近、蓋の地紋についての分類を始めたところなので、この展示はありがたい。
 
 
 

下水道展’10 名古屋

こちらは長島鋳物㈱のブースに展示されていた山形県上山市のデザイン蓋。左側半分は滑り止めの工夫が施されている。近年、安全重視でデザイン性の無い蓋が増えつつある中、デザイン性を損なわずに安全性も確保できるというこの工夫は心強い。
 
 
 

下水道展’10 名古屋

ここ数年、鉄蓋業界での大きな動きは、RV 支持構造を中心とする次世代安全基準の鉄蓋の開発が進んだことだという。RV 支持構造とは嵌合部の形状のことで、ガタツキがなく蓋の開閉も簡単に行えるように工夫された形状になっている。この辺りの技術的な話も、このブログでそのうちやってみるつもりだ。
 
 
今年の下水道展でも昨年同様派手な絵柄の入った蓋の展示は少なかった(というか皆無に近い)が、出品している各社の案内の方から興味深い話をいくつも聞くことができた。来年の下水道展は東京、その翌年は神戸での開催が予定されているそうなので、興味のある方は是非参加してみてはどうだろうか。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●下水道展’13 東京(駅からマンホール:2013/08/22)
  ●下水道展’12 神戸(駅からマンホール:2012/07/27)
  ●下水道展’11 東京(駅からマンホール:2011/07/26)
  ●下水道展’09 東京(駅からマンホール:2009/07/30)
  ●下水道展’08 横浜(駅からマンホール:2008/07/24)
  ●月刊 もぐらカメラ(白汚零)さん
 



新潟県水原町


新潟県北蒲原郡水原町

新潟県北蒲原郡水原町(現 阿賀野市)
 
町の花「アヤメ」、町の木「サクラ」の花、町の鳥「ハクチョウ」、郷土玩具の「三角だるま」がデザインされている。
 
水原町は2004年4月1日に、安田町、京ヶ瀬村、笹神村との新設合併により阿賀野市になっている。
 
 
 

新潟県北蒲原郡水原町新潟県北蒲原郡水原町

こちらは彩色されていない蓋。彩色された蓋と比べると、「サクラ」のおしべの数や「三角だるま」の眉毛の位置など細かい違いがある。
 
 
 

水原駅

水原駅。町内唯一の鉄道駅で、羽越本線の駅。
 
 
 

水原駅

駅ホームにはオオハクチョウの剥製が展示されている。町内にある瓢湖(ひょうこ)はハクチョウの飛来地として有名で、毎年6000羽ものオオハクチョウやコハクチョウが飛来するのだという。撮影は2008年12月。もう少し明るければハクチョウを見に瓢湖まで行きたかった。
 
 
 
関連リンク
  ●悠紀’s缶さん
  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
  ●ぢべた。さん
 



静御前ゆかりの地 ~ 埼玉県栗橋町


埼玉県北葛飾郡栗橋町

埼玉県北葛飾郡栗橋町(現 久喜市)
 
舞を舞う「静御前」がデザインされている。
 
栗橋町は2010年3月23日、久喜市、菖蒲町、鷲宮町との新設合併により、新しい久喜市になっている。
 
 
 

埼玉県北葛飾郡栗橋町

問題は背景にデザインされているこの植物。町の木「キンモクセイ」に見えるが、源氏ゆかりの「ササリンドウ」と見ることもできる(右下の花が不自然だが)。以前紹介した蓋もそうだったが、栗橋町の蓋には謎が多い。
 
 
 

静御前の墓

栗橋に残る伝説では、静御前は源義経を追ってこの地まで来たが、義経の死を知り、さらに慣れない旅の疲れから22歳でこの地に没したと伝えられている。写真は栗橋駅東口近くにある静御前の墓。
 
 
 

静御前の墓

墓石の後の石碑に刻まれた、舞を舞う静御前。
 
 
 

静桜

墓の近くに咲く静桜。静御前が義経の死を知り、弔いのために植えた桜が起源とされている。撮影は2009年4月。
 
 
 
関連リンク
  ●埼玉県栗橋町(駅からマンホール:2010/07/26)
  ●埼玉県栗橋町(駅からマンホール:2010/07/18)
  ●どら焼き親父写真館さん
 



埼玉県栗橋町


埼玉県北葛飾郡栗橋町

埼玉県北葛飾郡栗橋町(現 久喜市)
 
魚、鳥、花と葉がデザインされている。花については町の花「サルビア」で間違いはないが、他のものについては公式な資料が見つからないので何ともいえない。魚については、町の境界である利根川で産卵期に集団跳躍する「ハクレン」、鳥は「ツバメ」、葉は町の木である「キンモクセイ」と紹介しているサイトが多いが、蓋に描かれている絵を見る限りどれも当たっていないように思う。
 
魚は背びれの形からハクレンではなく「コイ」に見えるし、鳥は尾の形からツバメというよりは「ハト」に、葉は鋸葉の形状からキンモクセイではなく「ケヤキ」に見えるのだがどうだろう。因みに、町の鎮守八坂神社の神様を運んできたのが鯉と亀で、拝殿の前には狛犬の代わりに狛鯉がおり、さらに境内には樹齢300年というケヤキの大木があるので、由来はその辺りではないかと想像する。
 
なお、栗橋町は2010年3月23日、久喜市、菖蒲町、鷲宮町との新設合併により、新しい久喜市になっている。
 
 
 

埼玉県北葛飾郡栗橋町埼玉県北葛飾郡栗橋町

同じデザインの彩色されていない蓋。彩色された蓋とは凹凸が逆になっている。
 
 
 

埼玉県北葛飾郡栗橋町

こちらの蓋には町の花「サルビア」の咲く「栗橋の風景」に、魚と鳥がデザインされている。この蓋に描かれている鳥は「ツバメ」のようだ。魚はやはりハクレンではなく「コイ」に見える。
 
 
 

埼玉県北葛飾郡栗橋町

こちらも栗橋町で見つけた小型の蓋。「K」の文字と何かの植物がデザインされているようだが、こちらも詳細は不明。「K」は栗橋の頭文字としても、植物のほうは町の花「サルビア」でも町の木「キンモクセイ」でもないようだ。
 
 
 

栗橋駅東口

栗橋駅東口。栗橋駅は東北本線と東武鉄道日光線の駅。この写真と最初の彩色された蓋は2010年7月に撮影した。
 
 
 

栗橋駅西口

こちらは同じ栗橋駅の西口。東口とは雰囲気がずいぶん異なる。この写真と彩色されていない蓋は2009年4月に撮影した。
 
 
 
関連リンク
  ●埼玉県栗橋町(駅からマンホール:2010/07/27)
  ●埼玉県栗橋町(駅からマンホール:2010/07/18)
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●月刊下水道さん
  ●鉄蓋探訪さん
  ●マンホール友の会さん