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秋田県天王町


秋田県南秋田郡天王町

秋田県南秋田郡天王町(現 潟上市)
 
「日本海の夕日」と町の木「クロマツ」、道の駅てんのうにそびえる「スカイタワー」がデザインされている。ただ、本物のスカイタワーにはこんなにたくさんの窓は無いらしい。
 
なお、天王町は2005年3月22日に、飯田川町昭和町との新設合併により潟上市となっている。
 
 
 

秋田県南秋田郡天王町

合併前の町章が入った蓋。幅の広い籠目文様の地紋。
 
 
 

追分駅

追分駅。奥羽本線の駅で、男鹿線(秋田なまはげライン)の起点駅でもある。駅舎は秋田市内に位置するが、駅前の船川街道(国道7号線)を超えれば旧天王町の区域になる。町の中心部は男鹿線の二田駅で、男鹿半島の付け根に位置する。
 
以上、撮影は全て2009年8月。
 
 
 
関連リンク
  ●彼方へさん
  ●悠紀’s缶さん
  ●進め!マンホールの蓋調査隊さん
 



下水道展’12 神戸


下水道展’12 神戸

下水道展’12 神戸
 
神戸港の風景が描かれた蓋。
 
 
 

下水道展’12 神戸

この蓋は「下水道展’12 神戸」を記念し日之出水道機器㈱の協力で設置された蓋とのことだ。下水道展’12 神戸が開催された神戸国際展示場の最寄り駅、ポートライナーの市民広場駅前に設置されている。
 
 
 

下水道展’12 神戸

というわけで、毎年恒例だが今年も下水道展に行ってきた。今年は7月24日(火)から27日(金)までの4日間、神戸国際展示場で開催されたが、筆者は最終日に参加してきた。
 
 
 

下水道展’12 神戸

出入り口では日本下水道協会のマスコットキャラクター「スイスイ」が迎える。
 
筆者は直前に風邪をひいてしまい、当日は朦朧としていた。そのため今回はあまり歩き回ったり記念品や資料を集めたりといったことができなかったが、幾つかのメーカー由来の地紋について製造元がはっきりしたりするなど、そこそこの収穫はあった。
 
 
 

下水道展’12 神戸

そんな収穫のうちの一つ。アロン化成㈱のブースに展示されていた鳥取県境港市「ゲゲゲの鬼太郎」汚水桝の蓋。最近盗難騒ぎがあった蓋だ。
 
 
 

鳥取県境港市鳥取県境港市

鳥取県境港市鳥取県境港市

鳥取県境港市鳥取県境港市

鳥取県境港市

「子泣き爺」、「猫娘」、「砂かけ婆」、「ぬりかべ」、「ねずみ男」、「一反木綿」、そして「鬼太郎」と「目玉おやじ」がデザインされた蓋。いつか実使用されている蓋を見に行きたい。
 
 
 

下水道展’12 神戸

こちらは開催元の神戸市のブース。周辺には市立王子動物園の蓋など神戸市の蓋をプリントしたシールが幾枚か貼られている。こちらに下水道を管理している建設局の方が来ていたのでこの機会に幾つか質問をしてみた。
 
 
 

兵庫県神戸市

こちらは神戸駅近くに残るとても古そうな蓋。「下水人孔」と書かれている。まずこの蓋について質問してみたが、神戸市下水道の蓋ではない可能性が高く、また設置場所は古くは国鉄用地だったので、国鉄が設置し現在は使われていない蓋なのではないかとのことだった。
 
ただ、この蓋の地紋はよく見ると神戸市の市章を元にデザインしたようにも見えるので、簡単に結論は出せないと筆者は思う。地元の大手鉄蓋メーカである虹技㈱の方にも質問してみたが、やはり明確な答えは得られなかった。地元(神戸市建設局)にはまだ古い鉄蓋を「文化資産」として捉える機運は無いようだったので、このままでは知らぬうちにこの蓋が撤去・廃棄されてしまう可能性は高そうだ。何とかしたいところだ。
 
 
 

兵庫県神戸市兵庫県神戸市

もう一つ質問したのがこちらの「観測孔」の蓋。左の蓋は神戸市役所付近、右の蓋はポートアイランド内で撮影した。サイズは燈孔蓋にも近く、もしかすると現在の神戸市には燈孔の下水道文化が残っているのではないかと思い質問してみたのだが、確かに神戸市下水道の蓋だが使い道はよくわからないとのことだった。
 
 
 

兵庫県神戸市

最後に質問したのがこちらの「エアーマンホール」について。神戸市役所付近で撮影したものだが、「圧・汚水」と書かれているので汚水の圧送に関する設備かと思っていたのだが、この「圧」の字は耐圧の意味で、ポンプ場の切替操作などで下水管内の水圧・気圧が急激に変化しても蓋が飛ばないようにしっかりと固定された蓋とのことだった。因みに、現在のところ汚水の圧送を行っているのはポートアイランドのみで、それ以外の地域では圧送は行われていないとのことだった。
 
 
以上、体調が思わしく無かったためあまり多くを見て回れなかったのが悔やまれるが、とても楽しいひと時だった。なお、来年の下水道展は恐らくまた東京で開催される。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●下水道展’13 東京(駅からマンホール:2013/08/22)
  ●下水道展’11 東京(駅からマンホール:2011/07/26)
  ●下水道展’10 名古屋(駅からマンホール:2010/07/30)
  ●下水道展’09 東京(駅からマンホール:2009/07/30)
  ●下水道展’08 横浜(駅からマンホール:2011/07/26)
 



路上は愛で満ちている ~ 千葉県松戸市


千葉県松戸市

千葉県松戸市
 
久しぶりに更新したかと思えば何だかわけのわからないタイトルで始めてしまって申し訳ない。更新が滞っているのは、昨年のいい蓋の日(11月2日)に行われたマンホールナイトと、その後の下水君100周年記念企画にエネルギーを使いすぎたせいか、撮った写真の整理がさっぱり追いついていないからで、実を言うとネタの数はかなり溜まっている。これまでのペースで更新を続けてもあと5年くらい持つのではないかというくらい。とりあえず2011年以前の写真の整理が終了したので、一区切りとして久しぶりにブログの更新にもエネルギーを振り分けてみた次第だ。なお、来る7月6日には再びマンホールナイトが開催される予定だ。
 
写真の整理が追いつかない理由は他にもある。今までは見過ごしていた、あるいは見ても気に留めなかったような事柄に目が行くようになってしまい、撮る写真の枚数や分類すべきジャンルが止め処なく増えてしまっていることだ。
 
例えば、最初に載せた写真の蓋は「矢切の渡し」がデザインされた松戸市の蓋で、以前に掲載したこともある蓋だが、次の蓋と見比べると細かな相違点が幾つか出てくる。
 
 
 

千葉県松戸市

こちらも「矢切の渡し」がデザインされた蓋だが、先の蓋で「おすい」と書かれている部分がこの蓋では「うすい」となっていることから、まず用途が異なっていることがわかる。「おすい」は家庭排水を中心としたいわゆる汚水であり、「うすい」は雨水のことだ。汚水用の蓋と雨水用の蓋とでデザインを使い分けている自治体も多いが、松戸市はそうでないことがこれでわかる。また、鍵穴の有無やこじり穴の形状などが微妙に異なっているが、これは先の蓋が長島鋳物㈱の製品であるのに対し、この蓋が日之出水道機器㈱の製品であることによる。こういった細かな形状の相違点は、各々の鉄蓋メーカーの個性として捉えると分類がし易くなる。また、蓋の形状ではなく写真の写り具合に着目すると、先の蓋はギラリ蓋と分類することもできる。
 
どうでもよい事柄と言ってしまえばそれでお終いなのだが、この二つの蓋だけを見てもこれだけの着目点があるのだ。更には、蓋にデザインされているものとその蓋とを一緒に写す「ご本人登場」(仮命名)や、本来の設置場所とは異なる場所に設置された「越境蓋」などの設置場所による分類もあれば、字体の違いや「萌え点」の有無による、文字に着目した分類もある。他にも「東京市型」・「名古屋市型」といった蓋の地紋や「下水構え」による系統的な分類などもあり、計画的に分類を進めないと収拾がつかなくなってしまう。
 
 
 

千葉県松戸市

こちらは2002年に倒産してしまった日豊金属工業㈱の製品。
 
 
このように細かな相違点に着目したり、鉄蓋の歴史や鉄蓋メーカーの個性を見極めること、これはこれで楽しく、そのようにして鉄蓋鑑賞に嵌り行く人は筆者だけでなく他にも幾人かいるようなのだが、何故そんなに楽しいのか、そこまで労力を掛ける情熱はどこから出てくるのか、最近はそんな漠然とした疑問が浮かぶようになっていた。
 
そんな中、同じ症状に陥っていると思われる方の書いた「エスカレーターメーカーを見極める」という記事を見つけた。この記事を書いたのはエレベーターガールならぬエスカレーターガールの通り名を持ち、みちくさ学会でもエスカレーターの担当講師を務める有名な方なのだが、そのみちくさ学会の記事に「おまえのことは俺がいちばんよく知っている、という種類の愛」というタイトルの記事があったのだ。なるほどこれはそういう種類の「愛」だったのか、楽しいのも労力を掛ける情熱が出てくるのも愛ゆえ、やっぱりね、実は知ってたよ、と膝を打って気がついたら今回の変なタイトルでブログを書き始めていたわけだ。
 
(ちなみにエスカレーター鑑賞を趣味にできるのは女性だけだ。男がエスカレーターの周りでカメラを構える怪しさは、蓋のある地面にカメラを向ける怪しさの比ではないからね)
 
 
 

北小金駅

というわけで、前置きが大分長くなってしまったが、この日(6/23)はそんな「愛」に溺れつつ松戸を散歩した。写真は常磐線北小金駅の北口。
 
当初はこの日の散策で出会った細かな違いを含む全ての種類の蓋を一つの記事に纏めるつもりでいたのだが、ピックアップしてみると100枚を軽く超えてしまったので(路上は愛で満ちている!)、今回は松戸市の下水道関連の蓋のみを取り上げてみる。以下、だいたい見つけた順に掲載。
 
 
 

千葉県松戸市

控えめに「まつどし」・「おすい」と書かれた小さな蓋。丸をたくさん並べた地紋は東京ガスの蓋にもよく使われているが、これは日本鋳鉄管㈱の製品のようだ。
 
鉄蓋の場合、エレベーターと違ってメーカー名が書かれていることは少なく、各社のパンフレットを読んだり、下水道展などで直接メーカーの人に聞いて回ったりしないとその正体が判明しないことが多い。より深い「愛」が要求されるわけだ。
 
 
 

千葉県松戸市

「コアラ」がデザインされた蓋。メーカーは長島鋳物㈱。
 
 
 

千葉県松戸市

テトラポッド地紋の蓋。関東でこの地紋の蓋はほぼ間違いなく長島鋳物㈱の製品だ。
 
 
 

千葉県松戸市

手毬のような地紋の蓋。丸くて四角くて三角な、サクマ製菓のいちごみるくのような蓋だ(あっちは「まぁるくて ちっちゃくて さんかく」)。これも長島鋳物㈱の製品のようだ。
 
 
 

千葉県松戸市

大きな雨水蓋。コアラが一匹増えた。デザインに融合した感じの下部の鍵穴の形状から、この蓋も長島鋳物㈱の製品のように思われる。
 
デザイン蓋の場合、公募を行うなどして蓋のデザインを自治体が決定して各メーカーに指定する場合と、鉄蓋メーカーがデザインを考案して各自治体に売り込む場合と、大きく分けて二つのパターンがあるのだが、松戸市の場合、「矢切の渡し」のデザインは前者、「コアラ」の場合は後者に当てはまるのではないかと思われる。すなわち、コアラ蓋は全て長島鋳物㈱の製品ではないかと。
 
 
 

大谷口歴史公園

中世の城郭跡に造られた大谷口歴史公園。この周辺にコアラ蓋(大)は多数設置されている。
 
 
 

千葉県松戸市

こちらも大きな雨水蓋。ほぼ間違いなく日之出水道機器㈱の製品。
 
 
 

千葉県松戸市千葉県松戸市

再びコアラ蓋。小型の汚水桝の蓋だ。さっきの推測が正しければこれらの蓋も長島鋳物㈱の製品ということになるが、あまり自信は無い。
 
 
 

東京スカイツリー

途中スカイツリーが見えた。
 
 
 

千葉県松戸市

再び「矢切の渡し」の蓋。一番最初に掲載した蓋と同じく長島鋳物㈱の製品だが、鍵穴の有無と蝶番の補強部分の有無が異なる。恐らく、同じ長島鋳物でもこの蓋の方が新しい製品だ。
 
 
 

千葉県松戸市

この蓋は、こじり穴のサイズから日豊金属工業㈱の製品だと思われる。先に掲載した同社の蓋と比べると、受け枠部分のデザインの有無や鍵穴の有無が異なる。
 
他に大きな違いとして、渡し舟や舟に乗っている人たちの凹凸の違いも挙げられる。恐らくエポキシ樹脂で彩色することを前提とした鋳型で造られた蓋なのではないかと思われる。勝手に彩色したら怒られるかな?
 
 
 

千葉県松戸市千葉県松戸市

汚水桝の蓋。太陽のようなこの地紋は、以前テレビに出演した際にお世話になったアクアインテック㈱(旧 旭テック)の製品だ。
 
 
 

千葉県松戸市

プラスチック製の汚水桝の蓋。この蓋は積水化学工業㈱の製品のようだ。
 
 
 

本土寺

本土寺に到着。アジサイが見頃だった。
 
 
 

本土寺

「花の寺」と呼ばれるだけあって、見事な庭園だ。
 
 
 

本土寺

今回は蓋の画像が多いので目の保養もいつもより多めに。
 
 
 

千葉県松戸市

再び汚水桝の蓋。この蓋はアロン化成㈱の蓋だと思われる。「まつどし」と入るべき部分が削られている。
 
 
 

千葉県松戸市

続いて前澤化成工業㈱のものと思われる製品。似た地紋の蓋をタキロン㈱も造っているが、真ん中に6つ並ぶ三角形の部分や、くもの糸のような地紋の凹部分の幅から、前者の製品である可能性が高いと思う。
 
 
 

千葉県松戸市

こちらも前澤化成工業㈱の製品だと思われる。
 
 
 

千葉県松戸市

この地紋の蓋は今のところ正体が割れていない。
 
ここまでに出てきた積水化学工業㈱、アロン化成㈱、前澤化成工業㈱、タキロン㈱と、クボタシーアイ㈱、東栄管機㈱はプラスチック・マスマンホール協会の正会員だが、協会共通規格の蓋を製造していたりするので、注意しないとメーカーの見極めに失敗することもある(同じ地紋の蓋で別のメーカー製のものがあったりとか)。また「化成」の名を冠するメーカーや「プラスチック」の名を冠する協会の製品なのに鋳鉄製の蓋も当たり前のように造られていたりするので、いろいろとややこしい。
 
 
 

千葉県松戸市

続いて手毬のような地紋の蓋。長島鋳物㈱の中の人の話によると、この地紋を考案したのは長島鋳物㈱で、さらにこのデザインが霞ヶ浦の波のイメージに合うということで土浦市に売り込んだという経緯があったようだ。ただし、土浦市がこの地紋の蓋の最初の導入地なのかどうかは不明だ。もし最初の導入地が土浦市であったのならば、この蓋の地紋は「土浦市型」と命名できることになる。
 
 
 

千葉県松戸市

最新型の蓋。「次世代型高品位グラウンドマンホール」の一つで、 開け易くガタツキ難い「RV 支持構造」が大きな特徴だ(表からは見えないけどね)。他に、滑りにくいパターンの地紋と、蓋を開けなくても製造年・強度・メーカーが判るという特徴がある。
 
 
 

日之出水道機器㈱

蓋の上部を拡大。「09」は製造年、「T-25」は蓋の強度、最後のマークはメーカーのマークで、これは日之出水道機器㈱のものだ。
 
 
 

焼肉屋

北小金駅の南側は、水戸街道の宿場町、小金宿が置かれていた場所だが、その旧水戸街道沿いにおかしな看板の焼肉屋があった。
 
 
 

焼肉屋

思わず「どうしてこうなった」と踊りだしたくなる。「福到る」から「福」の字を逆さに貼る「倒福」は知っているが、関係あるのかな?
 
 
 

千葉県松戸市

再びコアラ蓋。「おすい」・「うすい」を表記する部分が削られている。
 
 
 

千葉県松戸市

汚水桝、というか恐らくは浄化槽の蓋。モールス信号のような地紋。メーカーは不明。
 
 
 

玉屋

旧水戸街道沿いに江戸時代より残る旅籠、「玉屋」。
 
 
 

千葉県松戸市

東京市型地紋の蓋。こじり穴の無い初期の東京市の蓋と全く同じ形状だ。
 
 
 

千葉県松戸市

最後にプラスチック製の汚水桝の蓋。こちらは三菱樹脂㈱の製品だと思われる。
 
 
 

北小金駅

一回りして北小金駅に戻ってきた。今回は下水道の蓋だけで纏めたが、他にも流域下水道、浄化槽、上水道、広域水道、消火栓、電気、電話、ガス、情報Box、その他用途不明なものと路上は果てしない「愛」に満ちていたことを付け加えておく。
 
 
ところで「おまえのことは俺がいちばんよく知っている、という種類の愛」、判りやすいのだがもう少し短い言葉で置き換えられないだろうか。例えば「偏執愛」、イメージ悪いな。他には、、「ストーカー愛」とか。。
 
うん、今日は調子悪いみたいだ。ではまた、さよなら。
 
 
 
関連リンク
  ●千葉県松戸市(駅からマンホール:2009/10/17)
  ●千葉県松戸市(駅からマンホール:2009/10/17)
  ●北海道北見市「下水道の日」鉄蓋展示(駅からマンホール:2011/09/26)
 



駐屯地の骨董蓋 ~ 大日本帝國海軍


大日本帝國海軍

大日本帝國海軍
 
海軍がシンボルとしていた錨と波のマークが入った小蓋。制水弁の蓋だと思われる。左右に矢印と正方形の突起が二つあるが、左側は「開」、右側は「閉」の字で(逆かも)、内部にあるバルブの開閉方向を示しているようだ。
 
 
 

陸上自衛隊武山駐屯地南門

陸上自衛隊武山駐屯地。この日(5月27日)は東部方面混成団創立記念行事が開催され、駐屯地の一部が一般に開放されていた。
 
 
 

ギラリ海軍蓋

南門を入るとすぐに海軍時代の蓋が見つかった。開放されている範囲(曖昧だったのでどこまで入ってよいのかよくわからなかったけど)に同じ形状の蓋を6枚確認した。
 
 
 

大日本帝國海軍

青く塗られた蓋。
 
 
 

大日本帝國海軍

赤く塗られた蓋。
 
 
 

消火栓

この蓋は地上式消火栓の隣に設置されていた。この消火栓も旧海軍時代から残っているようだ。
 
 
 

自衛隊

自衛隊
 
駐屯地内には自衛隊の桜のマークが入った蓋も数多く設置されていた。この蓋のマークは以前久里浜駐屯地で見つけた丸い蓋とは違って、雄しべ・雌しべの部分が凸になっている。
 
 
 

自衛隊蓋と戦車

自衛隊蓋と戦車。
 
 
 

自衛隊

別タイプの蓋も見つけた。T字地紋が細かくなり、上下の蝶番部とこじり穴の部分にはゴムで栓がされている。公道上では、先に挙げたタイプの蓋は電電公社NTT双方で使われているが、このタイプの蓋はNTTのものしか見当たらないので、この蓋は比較的新しいタイプの蓋なのだと想像される。
 
 
 

自衛隊"

見事な文字蓋。Telephoneの「T」だろうか。もしかすると、桜マークの蓋が使われる前の時代の蓋なのかもしれない。
 
 
 

ぐりぐり写真:迫る戦車
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迫り来る戦車のぐりぐり写真。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる)
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●自衛隊(駅からマンホール:2012/04/08)
  ●東京湾要塞さん
  ●Digital Artworks TeeART Blog.さん
  ●とくがわのブログさん
  ●kanレポートさん
  ●広島街角探検コレクションさん
  ●海軍水雷学校跡碑(横須賀市ホームページ)
 



金環日食記念 ~ 北海道端野町


北海道常呂郡端野町

北海道常呂郡端野(たんの)(現 北見市)
 
「太陽」がデザインされている。端野町では毎年夏祭りとして「太陽まつり」が開催されており、それに由来するデザインなのだと思われる。本日の金環日食を記念して太陽ネタで更新。
 
 
 

北海道常呂郡端野町

こちらは平成8年に迎えた端野町開基100年を記念した蓋。明治30年の屯田兵入植が端野町の起源で、開基100年はそれに由来している。蓋には町の花「ツツジ」、町の木「シラカバ」と「太陽」がデザインされている。「笑顔で迎えるみんなの100年 僕らのまちが加速する」と書かれているが、端野町はその10年後の2006年3月5日に、北見市、常呂町、留辺蘂町との新設合併により新たな北見市となって消滅している。
 
 
 

ぐりぐり写真:金環日食
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太陽の蓋を2枚並べたところで今日の金環日食の話題を。筆者はかつて天文学を専攻して太陽の研究をしていたことがあり、今回の金環日食もかねてより楽しみに待っていた。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる;iPhoneやiPad等でうまく表示されない場合はこちらの縮小版を試されたし)
 
 
 

金環日食

天気が多少怪しかったが、欠けていく様子と金環状の太陽とを確認できたので非常に満足だ。昨年冬には皆既月食も見たし、あとは皆既日食と肉眼で見える超新星爆発とを見ることができれば悔いは無い。
 
 
 

北海道常呂郡端野町

再び話を端野町に戻して、もう一種類の蓋を紹介。端野町を開拓した屯田兵に由来する「屯田の杜公園」がデザインされている。
 
 
 

北海道常呂郡端野町

こちらの汚水桝の蓋には、「端野峠」からの風景がデザインされている。
 
 
 

端野駅

端野駅。石北本線の駅。可愛らしい駅舎だ。
 
 
 

石倉交流センター

端野駅前には駅舎よりも目立つ立派な倉庫が並ぶ。これらはもともと農協石倉倉庫で、現在では改修され石倉交流センターとして使われている。
 
 
以上、撮影は全て2011年9月。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●あーちゃ堂annexさん
  ●悠紀’s缶さん
  ●マンホールの写真さん
  ●鉄道雑学研究所 北広島支所さん