市役所旧庁舎 ~ 北海道北見市
北海道北見市
北見市役所旧庁舎がデザインされている。北見市役所の旧庁舎は昭和30年に完成した建物で、老朽化が進んでいたことから長年建て替え若しくは移転が検討されていた。建て替えか移転か、移転するのなら何処へなのか、という問題は何度も市長選挙の争点となっており、市長が変わるたびに計画が延期になるというよく聞くような残念な展開になっていた。現在も一部で揉めているようで、役所機能が市内各所に分散してしまっている不便な状況がまだ続くようだ。
旧庁舎自体は2011年10月に解体作業が開始され、現在は存在しない。
蓋にデザインされている北見市役所旧庁舎。筆者が訪れたのは2011年9月末で、狙ったわけではなかったが解体直前の時期だった。蓋には火の見やぐらもデザインされているが、こちらも老朽化が進んでいたため、だいぶ前に解体されたようだ。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる)
先にも書いたが解体直前の時期であり、その準備が着々と進められているようだった。
火の見やぐらが建っていた辺りからのアングル。ストリートビューで同じ場所を見ると更地になっている。現在はマンホールの蓋にその姿を残すのみとなった。
こちらは更に前の庁舎。北見市の前身は野付牛町といい、昭和17年に市政を施行して北見市になっている。先代と先々代の庁舎が蓋に残っている自治体は珍しいと思う。新庁舎落成の折には是非新デザインの蓋を造ってもらいたい。
彩色された展示用の蓋もあり、こちらは毎年下水道の日に合わせて展示されている。
関連リンク
●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
●北海道北見市「下水道の日」鉄蓋展示(駅からマンホール:2011/09/26)
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●北見で見つけたいいモノ,いいトコ,いい話さん(火の見やぐらの記事)