お茶と十円玉 ~ 京都府宇治市
京都府宇治市
市の木「イロハモミジ」と、宇治川にかかる「宇治橋」の「三の間」がデザインされている。
こちらは市の宝木「茶の木」の葉がデザインされた蓋。茶の葉は市章を模して並べられているようだ。それはそうと、「市の宝木」というジャンルは初めて聞いた。さすがは日本茶の高級ブランド「宇治茶」の産地だ。
こちらは名古屋市が発祥とされる、いわゆる「名古屋型」模様の蓋。関西では比較的よく見られるが、関東では滅多に見られない模様だ。
こちらは市の木「イロハモミジ」がデザインされた側溝の蓋。
上水道関連の蓋。どちらのデザインも関東では見かけたことがない。
十円玉の表にも描かれている平等院鳳凰堂。コイントスをやるときに時々揉めるけど、日本の硬貨は年号が入っている方が裏だというのが通例のようだ。でも大きく「10」と書かれているほうが表のように感じるのはなぜなんだろう。
鳳凰堂の屋根に設置されている鳳凰の像。この鳳凰像は現行の壱万円札の裏にもデザインされている。壱万円札とはあまり縁のない生活をしているためか、帰るまで気がつかず、まともな写真を撮りそこねた。
同じ鳳凰像の写真。高さは約1メートル(Wikipediaには約2.3メートルとの記述があるが、平等院のホームページには、「北方像 像高98.8 cm 総幅34.5 cm、南方像 像高95.0 cm 総幅44.5 cm」との記述がある)。現在屋根の上に乗っているのは複製で、実物は平等院付属の博物館、鳳翔館に収蔵されている。(† Wikipediaより取得。作者:+-、利用許可:GFDL)
引用ついでにもう一枚。こちらはマンホールの蓋にもデザインされている「宇治橋」の「三の間」。できれば自分で撮った写真を使いたかったのだが、マンホールの蓋に何がデザインされているのかを事前に調べていなかったため、すぐ近くを通ったのにもかかわらず素通りしてしまった。(† Wikipediaより取得。作者:+-、利用許可:GFDL)
手前に写っているのは、「源氏物語」の「宇治十帖」に因んだ「紫式部像」。毎年10月に行われる「茶まつり」の「名水汲み上げの儀」では、豊臣秀吉が宇治川の水を汲んで茶会を開いたことに因み、ここから水を汲むのだそうだ。宇治川は琵琶湖から流れており、滋賀では瀬田川、京都では宇治川、大阪では淀川と名前を変えて大阪湾に繋がっている。
宇治駅。奈良線の駅で、京阪電鉄の宇治駅と区別するためにJR宇治駅と呼ばれることが多い。駅舎は平等院鳳凰堂をモチーフにしているとのことだが、どの辺がどうモチーフになっているのかと聞かれてもちょと困る。
宇治駅前にはからくり時計が設置されており、通りがかった際に丁度動き始めたので、何が出てくるかわくわくしながら待っていたら、茶摘みのお姉さん?が出てきた。「タイムショック」なんていうクイズ番組を思い出した。
関連リンク
●マンホール風土記さん
●東奔西走!ふぅが行く、時の記憶!さん
●旅先でマンホールさん 2
●よろずフォトログさん 2