足元に巨大な下水君 ~ 埼玉県行田市


埼玉県行田市

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下水君100周年記念企画下水君の親類を特集したことがあるが、その記事のコメントに「行田市に大きな下水君の親類がいる」との情報を頂いた。筆者は行田市の蓋の写真は既に撮っていたのだが、撮影が下水君や下水構えに注目し始める前だったため(下水構えの命名は2011年6月20日)、特に気を留めることもなく写真を撮っただけだった。
 
写真はその巨大な下水君の蓋。蓋全面に下水構えを配し、中央にはこれまた大きな市章をあしらっている。
 
 
 

埼玉県行田市

こちらも巨大な下水君の蓋。四角くて丸くて三角な蓋。
 
 
 

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こちらは市の花「キク」、市の木「イチョウ」の葉と、「忍城(おしじょう)」の御三階櫓がデザインされた蓋。
 
 
 

忍城埼玉県行田市

蓋にデザインされている「忍城」の御三階櫓。昭和63年に再建された鉄筋コンクリート製の櫓で、行田市郷土博物館の付属施設となっている。廃城(明治4年)前の櫓と位置や規模は異なるものの、外観は幾つかの史料を基に忠実に復元されているとのことだ。
 
御三階櫓を最も撮影しやすいのは櫓を東側から見たこのアングルなのだが、蓋の絵と比べると一階部分の破風(出っ張り)の向きが異なるのがわかる。左の写真では正面に、右の蓋の写真では右側に破風が出ている。
 
 
 

ぐりぐり写真:
{“src”:”https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2012.12.03.0/b.jpg”,”width”:”375″,”height”:”500″}

蓋の絵は間違っているのかというとそうではなくて、裏側から御三階櫓を見ると蓋の絵と全く同じ形状になる。破風は堀に向いた東側と南側に出ている。ただしこちらの向きからだと塀越しの撮影になり、しかも樹木が邪魔をする。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると画像が変化)
 
 
 

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こちらはプラスチック製の汚水桝の蓋。巨大な下水君の蓋と「忍城」の蓋の二種類があった。
 
 
 

埼玉県行田市

消火栓の蓋にも「忍城」の御三階櫓がデザインされている。右側に描かれた「(まとい)」には市章も入っている。
 
 
 

忍城埼玉県行田市

蓋と同じ向きの御三階櫓。櫓の西面と南面が見えるという構図は基本的に下水道の蓋の絵と同じだが、こちらはより右側から見た構図になっている。木や土塁?が邪魔をして撮影が難しい。
 
 
 

ぐりぐり写真:
{“src”:”https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2012.12.03.0/c.jpg”,”width”:”375″,”height”:”500″}

反対側から御三階櫓を撮影すると、お堀の向こうに御三階櫓という構図になる。ただしこの向きからだと、破風が蓋の絵と異なる配置になってしまう。絵になる構図だが、こちらも樹木が邪魔をする。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると画像が変化)
 
 
 

埼玉県行田市

こちらは市の木「イチョウ」の葉と大型の「消防車」がデザインされた消火栓の蓋。どうでもいい話だが、消防車がデザインされた蓋で、消防車が右向きというのは珍しい。(他は千葉県水道局埼玉県川越市など)
 
 
 

埼玉県行田市

最後に防火水槽の蓋。蓋全面に市章があしらわれている。
 
 
 

行田市駅

行田市駅。秩父鉄道の駅で、大正10年に開業。高崎線の行田駅ができるまではこちらが「行田駅」を名乗っていた。忍城址や市役所なども近く、市の中心街に位置する。
 
 
 

行田駅

こちらは高崎線の行田駅。開業は昭和41年と、比較的新しい。
 
以上、撮影は2008年6月と2010年4月。
 
 
 
関連リンク
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●Mattlandさん
  ●どこまでいけるか気ままな山旅さん
  ●日本マンホール蓋学会さん
  ●歩鉄の達人さん
  ●Rainys terra blogさん
 

この記事へのコメント 2件

  1. 歩鉄の達人 より:

    お久しぶりです。
    最近、またマンホール写真撮影に力を入れています。
    何年かかるかは解りませんが、全市町村コンプリートを目指しています。
    今のところ、1742の市町村が有りますが、現在819市町村を撮影しています。

  2. アバター画像 駅からマンホール より:

    歩鉄の達人さん。お久しぶりです。
    最近更新頻度が少なくなっておりますが、私も頑張ります。

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