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長野県本城村


長野県東筑摩郡本城村

長野県東筑摩郡本城村(現 筑北村)
 
村の花「ツツジ」、村の木「アカマツ」、村の鳥「ウグイス」がデザインされている。本城村は2005年10月11日に、坂井村、坂北村との新設合併により、筑北村になっている。
 
 
 

長野県東筑摩郡本城村

こちらは「カエル」の顔が描かれた蓋。「OSUIMASU」とあるので汚水桝の蓋だろう。
 
 
 

長野県東筑摩郡本城村

状態は良くないが、合併前の村章が入った仕切弁の蓋。平成の大合併により消滅した自治体の紋章なので、記録として掲載しておく。
 
 
 

西条駅

西条(にしじょう)駅。篠ノ井線の駅で、旧本城村内唯一の鉄道駅。
 
以上、撮影は全て2009年5月。
 
 
 
関連リンク
  ●FM Machiya Manhole Coversさん
  ●Rainy’s terra blogさん
  ●行先不明さん
 



栃木県南河内町


栃木県河内郡南河内町

栃木県河内郡南河内町(現 下野市)
 
中央に町章が入った蓋。右上部分に謎のマークも入っている。なお、南河内町は2006年1月10日に、国分寺町石橋町との新設合併により下野市になっている。
 
 
 

栃木県河内郡南河内町

右上部分のマークを拡大。パンダの親子にも見えるが、詳細は不明。(マウスカーソルを乗せると絵を表示)
 
 
 

自治医大駅

自治医大駅。東北本線の駅。駅舎自体は旧国分寺町に位置するが、自治医科大学と駅前商店街のほとんどは旧南河内町の町域にあたる。
 
以上、撮影は2008年7月。
 
 
 
関連リンク
  ●自治医大周辺下水道組合(駅からマンホール: 2009/04/18)
  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
  ●どら焼き親父写真館さん
  ●悠紀’s缶さん
 



EXPO’70ナイト ~ 万博・博覧会


日本万国博覧会

日本万国博覧会(現 万博記念公園)
 
1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博、EXPO’70)のシンボルマークが入った蓋。
 
 
 

万博・博覧会

日本万国博覧会日本万国博覧会

万博記念公園内には、シンボルマークが入った蓋がまだ何種類も残っている。詳しくは過去の記事も参照されたし。
 
 
 

大阪府吹田市

大阪府吹田市
 
さらに万博の開催された吹田市の蓋には、「太陽の塔」がデザインされている。
 
 
 

くしゃまんべ EXPO70ナイト

唐突に大阪万博に纏わる蓋を並べてみたが、その訳は、Twitterでよくお世話になっている古書カフェ・くしゃまんべさんで開催されたEXPO’70ナイトに参加してきたからだ。
 
 
 

くしゃまんべ EXPO’70ナイト

くしゃまんべさん、いつかはお邪魔したいと思っていたが、今回ようやく訪問することができた。店内は非常に居心地のよい素敵空間だった。
 
 
 

くしゃまんべ EXPO’70ナイト

さらに大阪万博が大好きなとても濃い(※ほめ言葉)面々が集まり、貴重なコレクションや面白い話が次から次へと出てきた。写真はスイス館の光の木に使われた本物の電球。入手後、実際に点灯させてみたのは今回が初めてだという。さらに左下に見えるスタンプ(ソ連館とアメリカ館)も本物。実際に押させていただいた。40年ものの大阪万博記念ボトルウイスキーも頂いたが、さすがにまろやかだった。
 
 
 

モリゾー?何ソレ?

天井もこの通り。
 
このように、EXPO’70ナイトでは大阪万博一色で、大阪万博以降の万博・博覧会は無かったことにされていたが、せっかくだから今回は大阪万博を含めた万博・博覧会に纏わる蓋を取り上げてひとつの記事に纏めることを考えてみた。(ようやく本題突入です)
 
 
 

三重県四日市市

三重県四日市市
 
こちらは三重県四日市市の蓋。一見万博とは関係が無さそうだが、実はこの蓋も万博関連の蓋だ。
 
 
 

三重県四日市市

万博に関連があるのはこの部分。アーム状の建築物がデザインされているが、これは大阪万博終了直後、オーストラリアと縁のあった四日市市に移設された万博のパビリオン、オーストラリア館(現 オーストラリア記念館)だ。
 
 
 

オーストラリア記念館

オーストラリア館は東海道線の車窓からも確認できる。大阪万博当時のもので現存する建築物は、万博記念公園内の「太陽の塔」と「鉄鋼館」以外にはこの「オーストラリア館」のみということらしい。(コメントで店長からご指摘いただき、他にも建築物はまだ幾つか残っているそうです) 40年の時間と100kmの距離、まさに時空を超えた存在だ。
 
 


 

国際科学技術博覧会(1985年、茨城県筑波郡谷田部町)

 

茨城県つくば市

茨城県つくば市
 
続いて、1985年に開催された科学万博(国際科学技術博覧会)に纏わる蓋として、茨城県つくば市の蓋。科学万博が開催された当時はまだつくば市は存在せず(当時は茨城県筑波郡谷田部町)、この蓋は万博と直接の関係は無いが、万博を経て発展した町の雰囲気をよく表している。
 
 
 

万博記念公園駅

科学万博に纏わるものは万博記念公園駅周辺で確認できる。駅前広場には、科学万博に際して制作された岡本太郎の「未来を視る」と題したモニュメントが移設されている。
 
 
 

コスモ星丸 科学万博シンボルマーク

他にもマスコットキャラクターの「コスモ星丸」と、科学万博のシンボルマークを確認することができる。
 
 


 

世界デザイン博覧会(1989年、愛知県名古屋市)

 

愛知県名古屋市

愛知県名古屋市
 
続いて1989年に名古屋市で開催された世界デザイン博覧会に纏わる蓋。
 
 
 

愛知県名古屋市

もう一種類。これらの蓋はデザイン博にあわせて制作・設置された蓋で、現在でも市内各所で確認することができる。
 
 
 

名古屋市下水道科学館

名古屋市下水道科学館にある全国のデザイン蓋の展示。デザイン博で実際に展示されていた蓋を展示している。プレートの記述は以下の通り。
 

マンホール蓋のデザイン
 下水道にもっと親しみを感じていただけるよう、全国各地でさまざまなデザインのマンホール蓋が使われています。
 ここには、デザインの優れているものや、地域の特性をよく表しているものを選び紹介しています。このマンホール蓋は、平成元年に開かれた世界デザイン博覧会のメイン会場となった白鳥会場オアシス広場にも展示され、話題になりました。

 
 


 

国際花と緑の博覧会(1990年、大阪府大阪市・守口市)

 

国際花と緑の博覧会

国際花と緑の博覧会(現 花博記念公園鶴見緑地)
 
さらに1990年に大阪市守口市で開催された花博(国際花と緑の博覧会)の蓋。花博のシンボルマークと、マスコットキャラクター「花ずきんちゃん」がデザインされている。
 
 
 

国際花と緑の博覧会

国際花と緑の博覧会

種類は豊富で、少なくとも9種類の蓋が現存している。詳細はこちらを。
 
 
 

大阪府大阪市

大阪府大阪市
 
大阪市内ではもう一種類の花博に纏わる蓋を確認することができる。こちらの蓋は花博の会場ではなく、市内各所に幾つか設置されている。大阪市制100周年と花博開催とを記念して制作された蓋ということだ。
 
 


 

浜名湖花博(2004年、静岡県浜松市)

 

浜名湖花博

浜名湖花博(現 浜名湖ガーデンパーク)
 
最後に、2004年に静岡県浜松市で開催された浜名湖花博の蓋。中央に浜名湖花博のシンボルマークが入っている。
 
 
 

浜名湖花博

浜名湖花博

電気の蓋と通信の蓋。基本的に同じデザインを用いている。
 
 
 

浜名湖ガーデンパーク

浜名湖花博の跡地は浜名湖ガーデンパークとして現在も憩いの場となっている。
 
 
 

浜名湖

浜名湖越しに見た浜名湖花博のシンボル的存在「きらめきタワー」。博覧会で造られた建物は幾つか残っているが、この「きらめきタワー」の存在感はとても大きい。
 
 
 
関連リンク
  ●日本万国博覧会(駅からマンホール:2009/11/27)
  ●大阪府吹田市(駅からマンホール:2009/11/26)
  ●三重県四日市市(駅からマンホール:2010/06/10)
  ●茨城県つくば市(駅からマンホール:2011/01/03)
  ●愛知県名古屋市(駅からマンホール:2007/06/03)
  ●愛知県名古屋市(駅からマンホール:2008/06/01)
  ●名古屋市下水道科学館(駅からマンホール:2008/06/05)
  ●国際花と緑の博覧会(駅からマンホール:2010/03/12)
  ●大阪府大阪市(駅からマンホール:2010/05/25)
 



魅惑の鉄蓋展示会 ~ 仮設蓋


仮設蓋

仮設蓋(埼玉県上尾市)
 
以前、甲府の道路工事現場に、富山県と千葉県内の自治体を含む“場違いな”蓋がたくさん並んでいるのを記事にしたことがあった。同様の鉄蓋展示会が埼玉県上尾市でも開かれているというを聞き、さっそく鑑賞しに行ってきた。仮設蓋とは何ぞ?という方はこちらの記事も参照されたし。
 
 
 

水道石綿管敷設換事業及び電線地中化整備事業

今回の鉄蓋展示会場は、上尾駅西口交差点から鴨川の手前(春日神社)までの約250mの道路の両側歩道だ。前回記事にした甲府の展示場は交通量の多い車道だったため、撮影時間帯を選ぶか画像補正をかけるなどしなければならなかったが、今回はほとんどの蓋が歩道上にあったので落ち着いて鑑賞できた。
 
以下、今回見つけた蓋を自治体コード順に掲載してみる。
 
 
 

茨城県水戸市

茨城県水戸市
 
水戸市の蓋。市の木「ウメ」がデザインされている。
 
 
 

群馬県沼田市

群馬県沼田市
 
市章が入った沼田市の蓋。町名(白沢町)も書かれている。
 
 
 

群馬県佐波郡玉村町

群馬県佐波郡玉村町
 
玉村町の蓋。町名の由来ともされる「龍の玉伝説」にちなんだデザイン。町の花「バラ」と町の木「モクセイ」もデザインされている。
 
 
 

埼玉県新座市

埼玉県新座市
 
新座市の蓋。市の花「コブシ」と市の木「モミジ」の葉がデザインされている。
 
 
 

埼玉県児玉郡神川町

埼玉県児玉郡神川町
 
神川町の蓋。町の花「コスモス」、町の木「冬桜」の花と、町を流れる「神流川」の風景がデザインされている。
 
 
 

東京都国分寺市

東京都国分寺市
 
市章が入った国分寺市の蓋。滑り止め効果の高い比較的新しいタイプの蓋だ。
 
 
 

東京都あきる野市

東京都あきる野市
 
あきる野市の蓋。「秋川」とそこに泳ぐ「アユ」がデザインされている。
 
 
 

新潟県新潟市

新潟県新潟市
 
新潟市の蓋。国の重要文化財にも指定されている「萬代橋」がデザインされている。
 
 
 

新潟県新潟市

同じく新潟市の蓋。こちらは市章のみ。
 
 
 

新潟県柏崎市

新潟県柏崎市
 
柏崎市の蓋。こちらも市章のみ。
 
 
 

新潟県南魚沼市

新潟県南魚沼市
 
2004年11月に誕生した南魚沼市の蓋。魚沼コシヒカリを中心に据えた市章。
 
 
 

長野県長野市

長野県長野市
 
長野市の蓋。市の花「リンゴ」の花と実がデザインされている。
 
 
 

岐阜県美濃市

岐阜県美濃市
 
さらに岐阜県へ飛んで美濃市の蓋。「うだつ」の上がる町並みと、「花みこし」をイメージしたというデザイン。
 
 
 

愛知県海部郡甚目寺町

愛知県海部郡甚目寺(じもくじ)(現 あま市)
 
甚目寺町の蓋。推古天皇の時代、西暦597年の創建とされる町のシンボル「甚目寺」がデザインされている。なお、甚目寺町は2010年3月22日に、美和町、七宝町との新設合併により、あま市になっている。
 
 
 

兵庫県宝塚市

兵庫県宝塚市
 
さらに兵庫県の蓋も。宝塚市の蓋。市の花「スミレ」とたくさんの「ベル」がデザインされている。
 
 
 

兵庫県洲本市

兵庫県洲本市
 
最後に淡路島に位置する洲本市の蓋。市の花「スイセン」がデザインされている。
 
 
以上、9都県16種類の蓋を確認できた。比較的状態の良い蓋も多かった。
 
 
 

上尾平方線歩車道整備工事

この工事の案内によれば展示会は今年いっぱいくらいは続きそうだが、道路工事の工程により早々に正式な上尾市の蓋に交換されてしまうことも考えられるので、鑑賞に行きたいという方は急いだ方がよいかもしれない。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●仮設蓋(駅からマンホール:2010/12/29)
  ●時は歩数なり ・・・ウォーキング激励ブログ+[マンホール図鑑]さん
 



埼玉県上尾市


埼玉県上尾市

埼玉県上尾市
 
市の木「カシ」の実と葉がデザインされている。
 
 
 

埼玉県上尾市

こちらは市民の木「アオキ」がデザインされた蓋。
 
 
 

埼玉県上尾市

現在は行われていないお祭り、「あげお中山道大綱引き祭り」のイメージがデザインされた蓋。
 
 
 

埼玉県上尾市

さらに市のイメージマークアッピーが入った量水器の蓋。
 
 
 

上尾駅

上尾駅西口。高崎線の駅。ハイビスカスが咲いている。
 
 
 

上尾駅

こちらは東口。2007年6月に始められた駅舎改修工事と周辺整備事業も今年の1月に無事完成し、まだ新しさが感じられる。
 
上尾には2年前にも足を運んでいるが、彩色された蓋2種類を撮りこぼしていたのと、道路工事で日本各地の仮設蓋を見ることができるという噂を聞いたので、再度訪れてみた。
 
 
 

馬蹄寺

馬蹄寺。境内にある大きな古木が印象的だ。この木はモクコク(モッコク)というツバキ科の植物で、樹齢は200年以上と推定されており、県の文化財指定も受けている。
 
 
 

ぐりぐり写真:八枝神社
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八枝神社。「平方のどろいんきょ」という泥まみれになる奇祭で有名なのだそうだが、祭りの行われていない境内は静かだった。こちらも社殿の周辺に巨木が立ち並び、歴史を感じさせる。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる)
 
 
 

ぐりぐり写真:榎本牧場
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榎本牧場。2年前に来た際には行列が長すぎて名物の「榎本牧場のこだわりアイス」は食べられなかったが、この日は遅れて行ったためか待たずに食べることができた。名物だけあって、うまかった。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる)
 
 
 

上尾丸山公園

上尾丸山公園。こちらは2年前の方が開花時期が早かったようで、せいぜい三分咲き程度だった。
 
 
 

十連寺

最後に徳川家康が名付けたという十連寺。右に見えるのは八角十王堂。
 
 
 

冥界に住む十人の王

特別公開されていた八角十王堂の内部。冥界に住むという十人の王が鎮座していた。
 
 
 
関連リンク
  ●この日の管理人のつぶやき(Twitter)
  ●埼玉県上尾市(アッピー)(駅からマンホール:2009/06/07)
  ●埼玉県上尾市(駅からマンホール:2009/06/07)
  ●尾瀬のおいしい水(御当地おいしい水:2011/06/05)