松竹株式会社
「松」の外枠に「竹」の葉と「映」の字が入ったマークの蓋。この蓋は大船にある鎌倉女子大の近くで撮影した。この場所には1936年から2000年まで松竹大船撮影所が存在した。
大船駅から女子大へ続く道は現在でも「松竹通り」と呼ばれている。またこの区域は以前当ブログで紹介した大船田園都市計画の区域とも重なり、「田園」の名のつく病院やビルが散見する区域でもある。
江ノ電バスのバス停も「松竹前」のままだ。
それはそうと「鎌倉湖」なんて聞いたことないな。
交差点の名前もそのまま。
松竹通りの松竹交差点。交差点の向こうに見える渡り廊下は現在イトーヨーカドーとブックオフとを繋いでいるが、この土地ももともとは大船撮影所の一部で、渡り廊下には松竹の看板が懸かっていたらしい。
突き当たりにある鎌倉女子大の正門。敷地内の建物は全て新しくなっているようで、大船撮影所の面影はほとんど無い。
しかし、女子大横に整備されている砂押川プロムナードには松竹の面影がいくらか残っている。
写真は「松竹」の名を残す「松竹第二号橋」。
松竹の蓋もこの砂押川プロムナードに設置されている。
ここに撮影所があったことを物語る看板。渥美清(というよりは寅さん)と美空ひばり。
こちらは葛飾柴又寅さん記念館に展示されている「くるまや」(とらや)のセット。もともとは大船撮影所で組まれたセットで、撮影所敷地内にたった3年間のみ存在したという松竹の映画テーマパーク、鎌倉シネマワールドに展示されていたものだが、鎌倉シネマワールドが経営難のため閉鎖された後、寅さん記念館に移設されている。
関連リンク
●大船田園都市株式會社(駅からマンホール:2009/06/06)
●鎌倉よいとこさん
●神奈川県高等学校教科研究会さん
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神奈川県中郡大磯町
町の木「クロマツ」・「サザンカ」、町の鳥「カモメ」と「大磯の海」がデザインされている。
こちらも「クロマツ」、「サザンカ」、「カモメ」と「大磯の海」がデザインされた蓋。
相模国総社、六所神社。ちなみに相模国一宮は寒川神社。一宮とは、古代から中世の時代に国司が最初に巡拝するとされた神社で、その地域で最も社格の高いとされる神社のこと。総社とは平安時代以降、国司が全ての神社を巡拝するのは時間がかかりすぎるということで、その地域内の神社の祭神を集めて祀った神社のことだという。
旧三井財閥の別荘地跡を県立公園化した大磯城山公園。大磯町郷土資料館も併設されており、意外としっかりした展示が多かった。12月6日まで伊藤博文没後100年記念として、「滄浪閣の時代」という特別展示が行われている。
雰囲気のある東海道松並木。大磯は江戸日本橋より第八番目の宿場町として栄えた。
島崎藤村旧宅。岐阜県中津川市(出生当時は長野県神坂村、2005年に越県編入された)出身の島崎藤村だが、終の棲家はここ大磯町だった。
大磯駅。東海道本線の駅で、「明治時代から別荘地となっている気品ある地に、端然とたたずむ木造建築の駅」として関東の駅百選に選定されている。
関連リンク
●神奈川県大磯町(駅からマンホール:2008/08/20)
●神奈川県大磯町(駅からマンホール:2007/10/27)
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神奈川県中郡二宮町
町の木「ツバキ」の花がデザインされている。
こちらは彩色されていない蓋。彩色されている蓋とは凹凸が異なっている。
こちらは「松原」越しに見える「富士山」がデザインされた蓋。ただ、二宮町から富士山を望むことはできるが、この構図のように海や湖越しに富士山を見ることのできるポイントは存在しないはずだ。
二宮駅北口。東海道本線の駅。この写真の撮影は昨年の夏。
駅北口を出て吾妻山公園へ。吾妻山公園は町営の公園で、駅から急な坂をずいぶん登ったところにある。
吾妻山公園へ向かう途中の坂には、なぜか函館市の蓋がいくつか設置されていた。坂の途中で蓋を見てニヤニヤしている中年男約一名。
ちなみに二宮町の町章はこちら。「二」の字と「宮」の字の組み合わせだとか。
標高136.2mの吾妻山山頂からの眺め。生憎の天気だったが富士山のシルエットがうっすらと見えた。(マウスカーソルを乗せると色調補正後の画像を表示。手前に矢倉岳、左端に金時山も確認できる)
吾妻山公園内の小動物園のウサギ。小動物園自体はずいぶん寂れた感じだったが、ウサギは可愛らしい。
関連リンク
●神奈川県二宮町(駅からマンホール:2011/01/04)
●孤独な気ままな独り歩きさん
●鯛の尻尾を奪い取れさん
●悠紀’s缶さん
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