下水構え ~ 秋田県秋田市


秋田県秋田市

秋田県秋田市
 
毎年8月3日~6日に行われる「秋田竿燈(かんとう)まつり」に使われる「竿燈」がデザインされている。
 
蓋の鍵穴部分が上に、蝶番部分が下に来ており、何となく上下が逆のような気もするが、図柄としてはこの向きが正しい。蓋の向きはともかく、今回はこの蓋の紋章部分に少しだけ注目をしてみる。
 
 
 

秋田県秋田市東京府王子町東京都武蔵野市愛知県豊橋市

左から秋田市、東京府王子町東京都武蔵野市、愛知県豊橋市の蓋の紋章部分を拡大してみた。それぞれ、自治体の紋章を「下水」の文字が取り囲んだデザイン(俗に言う「下水構え」)になっており、非常によく似ている。以前上水道の蓋に関して「Y.W.W. と N.W.W. ~ 蓋の親戚関係」という記事を書いたが、この4つの自治体の下水道事業創設に関しても何かしら共通する点があるのかもしれない。それを確認するには、それぞれの自治体の下水道創設時の記録を調査しないとならない。折を見て調査してみたいと考えてはいるが、誰かがやってくれるのであればそれはそれで嬉しいので、誰かどうぞ、是非
 
追記
マンホールのふた 日本篇(林丈二 サイエンティスト社)によると、秋田市の下水道の起工は昭和7年6月、竣工は昭和12年3月で、下水マークは昭和30年より利用されているとのことです。
 
 
 

東京市下水改良事務所岩手県盛岡市山形県山形市
山形県米沢市茨城県勝田市長野県松本市建設省

「下水構え」に関しては、明治44年10月に告示された東京市下水改良事務所の紋章を祖とするらしいものも各地で見られ、筆者岩手県盛岡市山形県山形市山形県米沢市茨城県勝田市長野県松本市、さらに建設省の蓋で確認している。他にもあれば是非情報をお寄せいただきたい。
 
 

下水構えを採用している自治体の簡易まとめを

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秋田県秋田市

話を秋田市の蓋に戻し、こちらは「秋田(ふき)」がデザインされた蓋。高さ2mにもなる巨大なフキなのだそうだ。こちらは市章のみで「下水構え」は無い。
 
 
 

秋田駅

秋田駅。秋田新幹線と羽越本線の終着駅で、奥羽本線も乗り入れている。「日本海のうねりや秋田の山並みをモチーフにした波形の屋根が印象的な駅舎」として、東北の駅百選に選定されている。
 
 
 

竿燈竿燈

駅舎内には、蓋にもデザインされている「竿燈(かんとう)」が飾られていた。大きなものは長さ12mもあるのだという。
 
 
 

千秋公園のお堀

駅に程近い千秋公園(久保田城址)のお堀。久保田城は久保田藩主佐竹氏の居城で、秋田市はこの城下町を中心に栄えてきた。
 
 
 

千秋公園 本丸跡

久保田城の本丸跡付近の風景。廃藩置県の際には本丸に県庁が置かれたが、明治13年の大火により消失し現在は残っていない。公園内には、平成に入ってから本丸表門と本丸新兵具隅櫓が復元されている。
 
以上、撮影は全て2009年8月。
 
 
 
関連リンク
  ●おっくんブログさん
  ●おらほのマンホールの蓋&風景さん
  ●マンホール友の会さん