ヒロノリュウ ~ 福島県広野町
福島県双葉郡広野町
「恐竜」がデザインされている。広野町では昭和61年にハドロサウルス類の恐竜の化石が発掘され「ヒロノリュウ」と命名されている。ヒロノリュウは草食恐竜の一種とのことなので、蓋に大きくデザインされている肉食らしい歯を持った恐竜はあくまでもイメージなのかもしれない。背後には首長竜らしき恐竜も描かれているが、有名な首長竜のフタバスズキリュウも、お隣のいわき市で発掘されている。
なお、4月17日は恐竜の日なのだそうだ。記念して恐竜ネタで更新。17日は昨日なんだけどね。
こちらの蓋には町の花「ヤマユリ」、町の木「サクラ」、町の鳥「メジロ」がデザインされている。
町章が入った上水道の仕切弁の蓋。縁鉄が立派。
広野駅。常磐線の駅で、町内唯一の鉄道駅。撮影は2012年2月。
広野駅の時刻表。広野町は福島第一原子力発電所の20km~30kmの範囲内に位置し、昨年9月30日まで町全域が緊急時避難準備区域に指定されていた。その影響で営業の再開は10月10日まで待たねばならず、ダイヤも大幅に本数を減らしての運行となっている。
広野駅前の風景。正面に見える煙は東京電力広野火力発電所のもの。福島第一原子力発電所からおよそ20kmの位置にある。自動販売機や看板に灯りが灯っているのが見えるが、走る車のほとんどは報道の車か除染作業関連の車のようで、決して震災前の町の表情ではないのだと思われる。
広野駅の仮設ホーム。現在常磐線は、ここで折り返し運転となっている。正面に広野火力発電所の煙突も見える。
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