阿佐ヶ谷散策 3/4 ~ マンホール商会、東京都、東京都杉並区
![阿佐ヶ谷散策 3/4](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/a.jpg)
阿佐ヶ谷散策 3/4
間にいろいろあったにせよ、10月の散歩の記事をまだ書き上げていないのはどうかと思う。ともかく、ようやく善福寺川に到着したところ。氾濫したり渇水になったりで忙しい川。神田川・環状七号線地下調節池にも繋がっている。川沿いには公園・緑地が整備され、ジョギングコースにもなっている。
![マンホール商会](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m1.jpg)
株式会社マンホール商会
善福寺川沿いに見つけた蓋。この蓋は㈱マンホール商会の製品。マンホール商会のホームページには6種類の鉄蓋の写真が並んでいるが、なかなか渋いチョイスなので是非一度見ていただきたい。
![株式会社マンホール商会](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/b.jpg)
蓋の上部にはマンホール商会のマークが入り、縁の部分には「M」の字が並んでいる。地紋は「工」の字を並べた形状になっており、文様の分類としては「工字繋ぎ文様」というらしい。
![6連の特殊人孔鉄蓋](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/c.jpg)
善福寺川に沿って、水の流れる音の聞こえる特殊人孔鉄蓋がいくつかあった(川沿いに暗渠?)。これは見つけた中でも最も数の多かった6連の特殊人孔鉄蓋。写真右奥は杉並児童交通公園への入り口。
![東京都](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m2.jpg)
壮観の6連特殊人孔鉄蓋。マンホールのふた 日本篇(林丈二 サイエンティスト社)によると、6連が最大というわけではなく、どこかに9連のものもあるらしい。
![杉並児童交通公園](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/d.jpg)
公園内だというのにやたらと信号や標識が並ぶ杉並児童交通公園。ここについてはみちくさ学会の記事が詳しい。
![東京都杉並区](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m3.jpg)
川沿いの遊歩道に出てきた三級基準点の蓋。なかなかカッコイイ。汎用的なデザインともいえるが、杉並区以外ではまだ見つけたことがない。
![すぎなみ 知る区 ロード](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m4.jpg)
![すぎなみ 知る区 ロード](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m7.jpg)
善福寺川沿いの遊歩道はすぎなみ 知る区 ロードの一部にもなっているようで、すぎまるの疑似蓋もいくつか見かけたが、所々で別のデザインの疑似蓋も見かけた。左は「富士山の前を車が疾走:R」、右は「長靴からネズミがこんにちは:T」。探せばもっと出てきそうだったが、蓋じゃないせいかあんまり探す気が出ない。
![川沿いの暗渠?](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/e.jpg)
川沿いの暗渠?はずっと続いており、特殊人孔鉄蓋と丸蓋とのセットも幾つか並んでいる。
![川沿いの暗渠?](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/f.jpg)
こちらは比較的新しい蓋のセット。
![東京都](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m5.jpg)
この蓋の正式名称は「人孔鉄蓋(角蓋幅40cm都型)」というらしい。
![反対側も うかせ、手前に引いて下さい](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/g.jpg)
蓋の下部には「反対側も うかせ、手前に引いて下さい」と書かれている。これはいい饒舌蓋。
![東京都](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m6.jpg)
少し古い下水君の入った蓋。やや大きめのサイズ。下水君(東京都下水道局紋章)は、明治44年(1911年)10月26日に東京市下水改良事務所の紋章として告示されており、今年で丁度100周年になる。なにかお祝いをせねば。
![和田堀公園](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/h.jpg)
和田堀公園。特に催し物は無いようだったが、多くのバーベキュー客で賑わっていた。
![歴史と文化の散歩道](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/i.jpg)
![歴史と文化の散歩道](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/i2.jpg)
都内のガードレールや足元に時々現われるカタツムリ。これらは昭和58年から平成7年にかけて都が行った「歴史と文化の散歩道事業」によるもので、全23コース、240.5kmが整備されている。歴史と文化の散歩道については、さんぽみち総合研究所のページが詳しい。
![東京都](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/m8.jpg)
今回の記事で最後の蓋。六角形の受け枠に丸い蓋。このタイプの蓋は、現在の仕様書には見つからない。字体もどことなく可愛らしい。
![大宮八幡宮](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/j.jpg)
大宮八幡宮に到着。
![大宮八幡宮](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/k.jpg)
こちらも七五三詣りで賑わっていた。
![大宮八幡宮](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/l.jpg)
門にあった穴あきの菊の御紋。水はけはよさそうだがこれは蓋にはできない。
![大宮八幡宮](https://EkikaraManhole.WhiteBeach.org/images/2011.10.30.2/n.jpg)
創建は康平6年(1063年)と古く、東京のほぼ中央に位置することから「東京のへそ」という異名も持っている。
ぐだぐだしてきましたが、また続くのです。
関連リンク
●阿佐ヶ谷散策 1/4(駅からマンホール:2011/10/30)
●阿佐ヶ谷散策 2/4(駅からマンホール:2011/10/30)
●阿佐ヶ谷散策 4/4(駅からマンホール:2011/10/30)
2011 年 11 月 19 日 12:04 AM
おお、我が青春の土地ですな!
2011 年 11 月 22 日 3:41 AM
青春の土地! いい響きです。
私の青春の土地は、、三鷹かな?
住んでいるときはそう思うことはありませんでしたが。