北海道常呂郡端野町(現 北見市)
「太陽」がデザインされている。端野町では毎年夏祭りとして「太陽まつり」が開催されており、それに由来するデザインなのだと思われる。本日の金環日食を記念して太陽ネタで更新。
こちらは平成8年に迎えた端野町開基100年を記念した蓋。明治30年の屯田兵入植が端野町の起源で、開基100年はそれに由来している。蓋には町の花「ツツジ」、町の木「シラカバ」と「太陽」がデザインされている。「笑顔で迎えるみんなの100年 僕らのまちが加速する」と書かれているが、端野町はその10年後の2006年3月5日に、北見市、常呂町、留辺蘂町との新設合併により新たな北見市となって消滅している。
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太陽の蓋を2枚並べたところで今日の金環日食の話題を。筆者はかつて天文学を専攻して太陽の研究をしていたことがあり、今回の金環日食もかねてより楽しみに待っていた。(ぐりぐり写真: 写真にマウスカーソルを乗せると動かせる;iPhoneやiPad等でうまく表示されない場合はこちらの縮小版を試されたし)
天気が多少怪しかったが、欠けていく様子と金環状の太陽とを確認できたので非常に満足だ。昨年冬には皆既月食も見たし、あとは皆既日食と肉眼で見える超新星爆発とを見ることができれば悔いは無い。
再び話を端野町に戻して、もう一種類の蓋を紹介。端野町を開拓した屯田兵に由来する「屯田の杜公園」がデザインされている。
こちらの汚水桝の蓋には、「端野峠」からの風景がデザインされている。
端野駅。石北本線の駅。可愛らしい駅舎だ。
端野駅前には駅舎よりも目立つ立派な倉庫が並ぶ。これらはもともと農協石倉倉庫で、現在では改修され石倉交流センターとして使われている。
以上、撮影は全て2011年9月。
関連リンク
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長野県塩尻市
周囲に「カタクリ」、中央に「日本アルプス」の前に広がる「蕎麦畑」がデザインされている。これは宗賀南部地区の農業集落排水の蓋だ。
洗馬駅。中央本線の駅。先に掲載した蓋はこの駅の南西にあるガード下付近で見つけた。
塩尻市のデザイン蓋は市の中心街には無く、農業集落排水を導入している地区に設置されているようだ。各地区毎にデザインが異なっており、2005年4月に編入された楢川村のものを除いても6種類もある。ただ、これらの地区は鉄道の駅から離れた場所が多く、筆者のように鉄道を中心に使って集めていると、なかなか訪れる機会が無い。今回記事にするのも、6種類のうちの比較的駅に近い場所にある2種類のみだ。
こちらは本洗馬地区の農業集落排水の蓋。「洗馬焼」の壷と「奈良井川」の「アユ」がデザインされている。「洗馬焼」は江戸時代末期が起源で、鉄道が開通して安価な瀬戸物が供給される明治中期まで大量に作られていたが、その後はいったん途絶えてしまったのだそうだ。現在では、当時の技法を基に伝統工芸として復活している。
中山道と善光寺道のわかされ。洗馬では中山道から善光寺街道(北国西街道)が分岐しており、洗馬駅から本洗馬地区へはここで善光寺街道側に折れる。ただしこの分岐点は昭和7年に発生した大火の後にできた右側の新道との分岐点で、かつての分岐点は左側の道を50メートルほど進んだところにあった。
ここがかつての分岐点で、安政4年に建立された常夜灯が現存している。
こちらは市章が入った蓋。市の中心部にはこのような蓋のみが設置されているようだ。
塩尻駅。中央本線(中央東線・辰野支線・中央西線)と篠ノ井線の駅。JR東日本とJR東海の境界駅にもなっている。
実質4つの線が乗り入れる形になっているため、乗り場は6つもある。左がみどり湖・小野方面(JR東日本)、右が洗馬方面(JR東海)。
塩尻駅に停車する123系電車電車(手前)と115系電車(奥)。123系電車は荷物電車を旅客用に改造したもので、「ミニエコー」の愛称がある。
塩尻駅の観光案内板。グラスに注いだワインをボトルに戻したら溢れ出るんじゃなかろうか。
以上、撮影は2007年6月と2009年5月。
関連リンク
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●悠紀’s缶さん 2 3 4 5
●風の吹くまま マンホール図鑑さん
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北海道三笠市
白亜紀後期に生息したとされる「エゾミカサリュウ」がデザインされている。さて唐突だがここで問題を。蓋にデザインされている生物のうち、どちらが「エゾミカサリュウ」をイメージしているのか?
正解は、「どちらも『エゾミカサリュウ』のイメージといえる」としておく。この辺りの事情はやや複雑だ。エゾミカサリュウの化石は1976年に市内の桂沢湖周辺で発見されたが、当時は日本で初めてのティラノサウルス科の肉食恐竜の化石とされ、翌年には国の天然記念物に指定、さらには市立博物館が建てられたりマスコットキャラクターに起用されたり恐竜みこしが町を練り歩いたりするなど、地元では大騒ぎだったようだ。ところが、後にこの化石はいわゆる「恐竜」の一種ではなく、海棲肉食爬虫類の一種だったことが判明し、恐竜ブームは一気にトーンダウンしてしまった。一時は「なかったこと」にされたりもしたようだが、恐竜と同時期に生きた生物の貴重な化石であることに変わりはなく、最近では再びマスコットキャラクターも復活するなど、正当な評価を受けるようになっているようだ。
そういった経緯を踏まえて蓋のデザインを見直すと、ティラノサウルスのような恐竜も、なぜか陸に上がってその恐竜と対峙している海棲爬虫類も、どちらも「エゾミカサリュウ」のイメージなのだということが納得いただけるだろう。
こちらの蓋には、ティラノサウルスのような「恐竜」と「アンモナイト」がデザインされている。邪鬼を踏みしめて立つ四天王像のような構図。三笠市を含め北海道では多数の「アンモナイト」の化石が発掘されており、世界的産地の一つとされているようだ。
こちらは市章が入った雨水用の蓋。「+」の並んだ地紋が珍しい。市章も何かの化石をイメージしたような形状になっているが、三笠の「三」の字をデザイン化したということで特に化石には関係ないようだ。
一大ブームが一転なかったことにされ、後に再評価されるという紆余曲折があったが、市内には化石や恐竜をモチーフとした多数の物件が転がっている。写真は警備員を募集する恐竜さん。
民宿アンモナイト。
歩道にも綺麗な飾り(疑似蓋)が並ぶ。こちらは「メヌアイテス ヤポニカ マツモト」。発見者は松本さんなのだろうか。
「ソルネイセラス」。
「オウムガイ」。こいつはまだ現役で海にいる。
「アナゴウドリセラスリマタムヤベ」。どこで区切ればよいのやら。
「エゾセラスノドサム マツモト」。「エゾ」と「マツモト」は分かる。松本さん大活躍。
「花化石」。文字通り何かの「花」の化石なのだとか。
関連リンク
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●街を読むさん
●進め!マンホールの蓋調査隊さん
●スーさんズ・アラカルトさん
●inside outさん
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