篠ノ井線 明科廃線敷 ~ 長野県明科町


長野県東筑摩郡明科町長野県東筑摩郡明科町

長野県東筑摩郡明科(あかしな)(現 安曇野市)
 
町の花「アヤメ」と町の特産品「ニジマス」がデザインされている。
明科町は2005年10月1日に、穂高町豊科町堀金村、三郷村との新設合併により安曇野市になっている。
 
 
 

長野県東筑摩郡明科町

町章が入った防火貯水槽の蓋。平成の大合併により消滅した自治体の紋章なので、記録として掲載しておく。
 
 
 

明科駅

明科駅。篠ノ井線の駅。
この日は、昭和63年9月まで使われていた明科-西条間の廃線敷を歩いた。
この区間は現在では真直ぐにトンネルが掘られ、距離が700m短縮されている。
 
 
 

駅からハイキング・さわやかウォーキング受付

コースの受付。特に合同開催というわけではないようだったが、JR東日本とJR東海のウォーキングイベントが同じコースで同日開催されていた。
 
 
 

廃線敷

駅を出てしばらく歩くと廃線敷に入る。線路と枕木は撤去されているが架線柱は相当数残っていた。バラスト(線路の石)がそのまま残っている区間もあり、底の薄い靴を履いてきてしまったため足の裏が痛くなってしまった。
 
 
 

標石

廃線敷の脇には標石も残っていた。「工」の字は明治初期に鉄道などの官営事業を執り行った工部省に由来するマークで、国鉄の時代や現在のJRにおいても鉄道を示すマークとして利用されている。このマークの入ったマンホールの蓋も日本各地に残っている。
 
 
 

踏切跡

踏切跡には線路が残っていた。
 
 
 

潮沢信号場跡

潮沢信号場跡には信号機も。
 
 
 

漆久保トンネル

漆久保トンネル。今年の3月まで閉鎖されていたが、補修され先月より歩いて通れるようになった。明治35年に開通したトンネルで、天井には蒸気機関車の出した煙の煤も付いていた。
 
 
 

善光寺街道

トンネルを通り抜けた辺りで折り返し、今度はトンネルの上を通る山道を歩く。トンネルの上には前日も歩いた善光寺街道跡が通っており、石造(善覚像と覚明像)が祀られていた。
 
 
 

距離標

帰りは来た道を戻るだけだったが、行きに見落としていた距離標を見つけた。
 
 
 

勾配標

勾配標も見つけた。
 
 
 

ジョイフルトレイン 彩

明科駅に戻ると、ネコ科の肉食動物っぽい顔をしたジョイフルトレイン「(いろどり)」が停車していた。
 
 
 
関連リンク
  ●佐久便りさん
  ●悠紀’s缶さん
  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
  ●Drag-Free Drifts IIさん
 



日本三大車窓・姨捨駅 ~ 長野県更埴市


長野県更埴市

長野県更埴(こうしょく)(現 千曲(ちくま)市)
 
千曲川の清流を取り戻したいという願望の込められた「サケ」と、市の花木「アンズ」の花と実がデザインされている。
 
更埴市は2003年9月1日に、上山田町、戸倉町との新設合併により千曲市になっている。
 
 
 

クマ
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   ク    .|" ̄ ゙゙̄`∩::::::::::::::::
   マ  |,ノ  ヽ, ヽ:::::::::::::::::::::::::
  出   |●   ● i'゙ ゙゙゙̄`''、::::::::::::  前回からの続き。善光寺街道を下る。
  没   | (_●_)  ミノ  ヽ ヾつ::::::: 聖湖を境に千曲市に入る。
         | ヽノ  ノ ●   ● i::::::::::
        {ヽ,__   ) ´(_●_) `,ミ:::::::
千曲市   | ヽ   /   ヽノ  ,ノ::::::

 
 

姨捨駅

姨捨(おばすて)駅に到着。昭和2年に完成したという大正デモクラチックな駅舎。標高は547mで、聖湖から一気に450mを下りたことになる。
 
 
 

姨捨駅

日本三大車窓のひとつに数えられる姨捨駅ホームからの眺望。善光寺平こと長野盆地が一望できる。
 
 
 

姨捨駅

ホームのベンチも景色がよく見えるように外を向いている。
 
姨捨駅はスイッチバック駅で、駅を経由する列車は進行方向を2度変える。写真の奥が松本方面、左手前が長野方面で、長野から来た列車は駅下の線路を一旦奥まで走り、途中で進行方向を変えて姨捨駅に到着する。発車する際にはまた進行方向を変えて松本方面に向かうことになる。
 
 
 
関連リンク
  ●行先不明さん
  ●悠紀’s缶さん
  ●マンホール友の会さん
  ●沖さんちのホームページさん
  ●Shimadaさん
 



善光寺街道を歩いて聖湖へ ~ 長野県麻績村


長野県東筑摩郡麻績村長野県東筑摩郡麻績村

長野県東筑摩郡麻績(おみ)
 
中央に村章、その外に「ツバメ」と「(村章の)星」を交互に並べ、さらにその外を「リンゴの花」が取り囲むデザイン。物の本の記述をそのまま引用すると、「当村の村章を中心に、雄飛する鳥『ツバメ』と『星』で囲み、外枠をリンゴの花であしらい、村のイメージを出した」ということだ。
 
蓋に花や木や鳥がデザインされている場合、それらはその自治体の花や木や鳥であることがほとんどなのだが、麻績村の花・木・鳥はそれぞれ、カタクリ・コブシ・カッコウと蓋の図柄とはまったく関係がない。そのためか、よそ様のホームページやブログなどの紹介文では、「コブシの花とカッコウ」や「サクラとツバメ」などの誤った記述が多いようだ。
 
 
 

聖高原駅

閑話休題。
この日は麻績村にある聖高原駅から聖湖を経由して更埴市(現 千曲(ちくま)市)の姨捨(おばすて)駅まで歩いた。写真は聖高原駅のホーム上にある菩薩像。駅のホームにはオブジェや石造など様々なものが飾られていたり展示されていることがよくあるが、立派なお堂付の菩薩像というのは初めてだ。
 
 
 

聖高原駅

聖高原駅は篠ノ井線の駅で、一部の特急や快速電車も停車する。
 
 
 

善光寺街道

駅を出て町を抜け、善光寺街道(北国西街道)を進む。険しい山道が続き、牛に引いてもらっても善光寺まで行けるかどうか。ただし、「牛に引かれて善光寺参り」の話は小諸が出発点なので、強欲婆さんが通ったのは同じ善光寺街道でも北国街道なる別ルートのようだ。
 
 
 

聖湖

汗を大量にかきつつ聖湖にようやく到着。標高は丁度1,000m。聖高原駅の標高が621mなので、約400mを一気に登ったことになる。
 
 
 
関連リンク
  ●高原の鰯水さん
  ●行先不明さん
  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
  ●▲カラフル!マンホールマップ▲さん