東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
「JR」のロゴが入った蓋。用途は不明だがなかなか派手なデザイン。この蓋は川口駅前で見つけた。さすがは鋳物の街だ。
こちらも「JR」のロゴが入った蓋。「T」の字で埋め尽くされたパターンは、電電公社やNTTの蓋などにもよく見られる。もしかすると、明治時代後期に鉄道を含む交通・通信・電気に関する事業を幅広く行っていた逓信省に由来するパターンなのかもしれないと思い調べてみたところ、マンホールのふた 日本篇(林丈二 サイエンティスト社 1984)には、『昭和24年に考案されたもので「Telephone」と「Telegram」の頭文字の「T」を組み合わせたもの』とあり、逓信省の「T」ということではないようだ。
同じく「JR」のロゴが入った蓋。注意して探すと意外に数多く設置されていることがわかる。
こちらは蓋ではないが、路上で見つけた「JR」のロゴ。左は用地境界標だが、右の「特電」が何を示すものなのかは不明。先日紹介した国鉄の蓋にも「特電」の文字の入った大きな蓋があった。電車で特電といえば特急電車だが、そんなことを道路上で主張するはずもないだろう。「特」は特殊か特別、「電」は電気か電話なのだろうとは思うが、正確なところは何もわからない。情報をお持ちの方はぜひご一報を。
埼玉県さいたま市にある鉄道博物館。JR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして丁度2年前の鉄道の日、2007年10月14日に開館した。
館内には、閉館した交通博物館から移送された車両や資料も展示されている。
開業当時の東京駅の再現。熱海行の隣が下関行ってのがなんか凄い。
両国橋駅を通過するミニ N’EX。
関連リンク
●日本国有鉄道(駅からマンホール:2009/10/13)
●Reports for the futureさん
●マンホール友の会さん
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日本国有鉄道(現 JRグループ)
「工」の字に「国鉄」の文字が入っている。「工」の字は、明治初期に日本の鉄道事業を行っていた「工部省」に由来しており、字の形がレールの断面に似ていることからも国鉄、現在ではJRを表すマークとしてしばし使われている。
こちらは「工」の字のみの蓋。工部省は明治18年に廃止され、鉄道事業は内閣直属の鉄道局に引き継がれた。さらに内務省、逓信省、内閣鉄道院、鉄道省、運輸鉄道省、運輸省と管轄省庁が入れ替わり、昭和24年6月に独立採算制の公社として発足した「日本国有鉄道」に事業が引き継がれた。工部省が廃止されてからこの時点で60年ほど経っているが、その間ずっと工部省由来のマークが受け継がれてきたようだ。
こちらは「特電」の文字が入った蓋。
こちらも「特電」の文字が入った蓋。秋葉原駅の南側、高架の真下を通る道の歩道に設置されている。
こちらの蓋は万世橋近くにあった交通博物館の近辺で撮影したもの。年代物のようだ。
少し長い「工」の字の蓋。レールの断面に似ている。
駅構内でも稀に「工」の字の蓋を見かけることがある。
四角い蓋もある。
国鉄(JR)の管理する土地の境界を示す用地境界標にも「工」の字がよくみられる。
こちらは用地境界杭の石柱。側面に同じく「工」の字が入っている。
万世橋近く、交通博物館の跡地。
交通博物館の歴史は古く、国鉄発足よりもずっと前の明治44年に計画が始まり、大正10年10月14日(翌年からこの日が鉄道記念日となった)に鉄道開業50周年を記念して開館されたのだそうだ。昭和11年に当時の万世橋駅前へ移転し、平成18年に閉館されるまで60年以上この地で親しまれてきた。後継として埼玉県さいたま市に鉄道博物館が造られている。
関連リンク
●東日本旅客鉄道(駅からマンホール:2009/10/14)
●通信系・下を向いて歩こう!(仮)さん 2
●むにゅ’s のぉとさん 2 3
●お散歩 Photo Albumさん
●街角探検コレクションさん 2
●マンホール博物館さん
●湘南鉄道研究会さん
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青森県上北郡下田町(現 おいらせ町)
「サケ」がデザインされている。下田町には十和田湖から太平洋に注ぐ奥入瀬川が流れており、鮭釣りも盛んなようだ。
下田町は2006年3月1日に、百石町との新設合併によりおいらせ町になっている。
下田駅。東北本線の駅。
関連リンク
●悠紀’s缶さん 2
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