新潟県南魚沼郡湯沢町
「テニス」、「ゴルフ」、「スキー」をモチーフにし、背後に町の花「コスモス」と町の木「ベニヤマザクラ」の花がデザインされている。
こちらの蓋にも「テニス」と「スキー」がデザインされ、真ん中には全長22,221m(<あと+1mくらいどうにかならなかったのかな?)で青函トンネルができるまでは世界一の長さだった「大清水トンネル」を通過する「新幹線200系電車」(最近見かけない100系タイプ)がデザインされている。
余談だが、川端康成の小説「雪国」の冒頭に出てくるトンネルは、この大清水トンネルに並行している在来線(上越線)の「清水トンネル」であったとされている。また、大清水トンネルは湧水に悩まされる難工事だったが、その湧水を飲んでみたらとても美味しかったことから、JR東日本(ジェイアール高崎商事)は『名水「大清水」』ブランドで清涼飲料水を販売し、成功している。現在でもその水源はJR東日本が保有・管理しているのだそうだ。
こちらは町章が入った消雪パイプの蓋。
こちらは駅前に設置されていた雨水の蓋だが、中央のマークが謎。
こちらも駅前に設置されていた電気の蓋。「電氣」という文字から比較的古い蓋ではないかと思われる。
越後湯沢駅に停車する快速マリンブルーくじらなみ号。この日は雪のないスキー場を歩くために、上野駅から始発電車に乗り、熊谷-柿崎間を走るこの快速列車に乗ってここまでやってきた。
越後湯沢駅。上越線、上越新幹線の駅。北陸方面へ向かう北越急行ほくほく線の列車も乗り入れており、東京から北陸方面へ向かう際には上越新幹線と在来線との乗換駅にもなっている。ただ、2014年度に予定されている北陸新幹線の長野-金沢間の開業後は、その乗換駅としての役割を終える予定だ。
ガーラ湯沢駅。スキーシーズンに上越新幹線が乗り入れる臨時駅で、越後湯沢駅からは2kmと離れていない。正式には在来線扱いで、越後湯沢駅からは乗車券140円と特急券100円の合計240円で新幹線の車両に乗ることができる。この駅から上へ向かうゴンドラリフトは夏にも営業しており、中腹のレストハウスまで行ける。
レストハウスから登山の始まり。
途中、樹齢300年程度の大きなブナの木があった。
途中で振り返るとこのような眺め。筆者はスキーをやったことがないが、こんな急斜面をスキーで滑るなんてそんな勇気はない。
雪のないスキー場をさらに登る。ちょっと虚しいかも。
ようやくスキーコースの頂上に到着。
なかなかよい眺め。スキーをやる人は冬にこの景色を眺めることができるのかと思うと、スキーもいいかななんて思ってしまう。
さらに湯沢高原方面へ進み、ブナ林を抜ける。
アルプの里に到着。大清水トンネル工事から出た岩石を造成して造られたロックガーデンでは、様々な高原植物を見ることができた。越後湯沢駅の近くからロープウェイが運行しており、スキーシーズンには湯沢高原スキー場になる。
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