全国誌認定!マンホール達人 ~ 雑貨カタログ 2009年秋号
雑貨カタログ 2009年秋号
本日発売の主婦の友社「雑貨カタログ 2009年秋号」に、「全国のかわいいみ~つけた 全国のマンホールMAP」という特集が3ページに渡って組まれている。筆者も「Webでも話題!マンホール達人」の一人として微力ながらご協力をさせていただいた。他にも鉄蓋メーカー大手の長島鋳物㈱さんの工場も取材されており、鉄蓋の製造工程が写真入で掲載されている。気になる方は是非書店等でお買い求めを。
「雑貨カタログ」は、「25歳から35歳くらいの女性をターゲットとした、女性が心地よく暮らすためのライフスタイルマガジン」ということで、なかなかお洒落な内容の季刊誌だ。こういった本を読む人もマンホールの鉄蓋に興味を持つようになったとなると、鉄蓋探索という趣味を持つ人は意外に多いのかもしれない。喜ばしいことではあるが、「ニッチな趣味」を持つというプライドのようなものがあるせいか、あまりメジャーな趣味になってしまうのもなんだか物悲しいという複雑な気分だ。
実は30点の鉄蓋についてコメントを寄せたのだが、誌面の都合か掲載は20点になった。ここではその没になったコメントと蓋の写真を掲載してみる。
秋田県角館町(現 仙北市)
秋田県仙北市の角館地域の蓋には、秋のお祭りに登場する武者人形がデザインされています。色がたくさん使われていて綺麗です。
山形県寒河江市
山形県のほぼ中央に位置するサクランボの生産が盛んな寒河江市では、足元にもサクランボが実っています。淡い感じの色使いがいいですね。
茨城県牛久市
余裕の笑みを浮かべるカッパと、「カッパが出たぞー」と慌てるカエル。茨城県牛久市に面する牛久沼には、昔から河童伝説があるそうです。
栃木県石橋町(現 下野市)
森で小鳥たちと平和に暮らす狼を襲う惨劇、その運命を彼はまだ知りません。町名つながりでグリム兄弟の故郷と友好都市を結んだ栃木県石橋町の蓋です。
埼玉県三芳町
埼玉県三芳町の愛らしいキャラクター、みらいくんです。蓋以外にも公園や案内板など、町中至るところに彼はいます。向かうところ敵無し。
千葉県飯岡町(現 旭市)
九十九里浜の海岸線と太平洋の水平線とが綺麗に繋がって見える千葉県飯岡町は、夕日鑑賞の名所です。望遠鏡で覗いたような構図が面白いですね。
東京都足立区
現在の東京都足立区竹の塚で小林一茶が詠んだとされる「やせ蛙 まけるな一茶 是にあり」の句にちなみ、カエルが相撲をとっている図柄です。
石川県金沢市
石川県金沢市にある名勝、兼六園の徽軫灯籠がデザインされています。流れる水の表現が幻想的で素晴らしいですね。
木之元神社(静岡県富士市)
静岡県富士市にある木之元神社の、神聖な井戸を保護するための蓋です。ここに1枚しかないという点でも、蓋蒐集家の心をくすぐる蓋です。
滋賀県愛東町(現 東近江市)
蓋いっぱいにマーガレットの花がデザインされている滋賀県愛東町の蓋です。カラーの蓋は展示用のみなのが残念です。
関連リンク
●ナチュラル生活(主婦の友社)
この投稿は 2009 年 8 月 17 日 月曜日 に 蓋以外の記事 カテゴリに投稿されました。 この投稿へのコメントは RSS フィードで受信することができます。
コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。
2009 年 8 月 19 日 7:46 AM
まぁ。さっそく近所の本屋さんに行ってみますね。
どんなものが取り上げられたのかしら。
ワクワク。
2009 年 8 月 20 日 8:14 PM
マンホールの達人に書き込みさせていただき光栄です。
2009 年 8 月 20 日 9:52 PM
誰かに認めてもらうというのは幾つになっても嬉しいものですね。
これからもよろしくお願いします。
2010 年 9 月 1 日 11:53 AM
はじめまして。
突然のメール失礼いたします。
私テレビ東京で番組制作をしております、
グリンタの野瀬と申します。
急なメールで何事と思われると存じますが、
このたび、わが社が制作している番組にて、
ユニークなデザインのマンホールを紹介しようと
いう企画がありまして、その中で
こちらのHPにて紹介されている
栃木県石橋町の「グリム童話」のカラーの
マンホールを撮影した画像をVTRにて
紹介しております、そこで画像使用の
許可をいただきたく、メールいたしました。
ご確認、ご検討の程、よろしくお願いいたします。
2010 年 9 月 1 日 1:51 PM
画像はご自由にお使いください。
解像度の高い写真もご用意できますので、ご入用の際は遠慮なくまたご連絡ください。