形状記憶セラミック ~ 青森県木造町
青森県西津軽郡
木造町の亀ヶ岡遺跡から出土した「遮光器土偶」がデザインされている。周囲に配置されている「マツ」と「イチョウ」の葉は、町章の構成要素でもある。
木造町は2005年2月11日に、森田村、柏村、稲垣村、車力村との新設合併により、つがる市になっている。
こちらの蓋にも「遮光器土偶」がワンポイントでデザインされている。この土偶は発掘時から左足が欠けており、また各地で発掘された同種の土偶もどこかしら体の一部が欠けていることがほとんどなので、欠けていること自体に何かしらの意味があるのだと考えられている。(例えば豊穣を祈願する儀式などで土偶の体の一部をわざと切断するなど)
木造駅。夢に出てきてうなされそうな凄い駅舎。当初は電車の発着に合わせて土偶の目を点滅させていたが(いってらっしゃいビーム)、子供が怖がるという理由で最近では自粛しているのだとか。ふるさと創生事業の一億円を利用して造られたのだそうだが、こういう無駄遣い、筆者は決して嫌いではない。木造駅は、「巨大な土偶が出迎える迫力ある駅舎」として東北の駅百選に選定されている。
この日(8月30日)は丁度「馬市まつり」が行われており、通りは多くの人で賑わっていた。電車の本数が少ないので祭の開催時間前にこの地を泣く泣く後にしたのだが、それでも雰囲気はよく伝わってきた。
この祭は明治36年から木造町で始まった農耕馬のせり市が起源で、現在では「馬ねぶた」をひいて町を練り歩く「馬ねぶたパレード」を中心にした祭になっている。
ねぶたの大きさは小さいが、工夫を凝らしたねぶたがたくさん見受けられ、なかなか楽しそうな祭だ。
関連リンク
●しゃこちゃん(木造町ホームページ跡)
●悠紀’s缶さん 2
●鯛の尻尾を奪い取れさん
●マンホール友の会さん
●ヤッホー!フォト・ラララさん