近代教育遺産の多い街 ~ 長野県松本市
長野県松本市
「手毬をつく子供たち」がデザインされている。
こちらは以前見つけたデザインと同じだが白く塗装されたもの。
消火にあたる「消防車」と「消防士」がデザインされた防火水槽の蓋。松本駅西口で撮影。
甲子園の常連、松商学園高校。
戦前に建てられた古い校舎。
ドラマ「白線流し」のロケ地(作中では松本北高校)なのだそうだが、ドラマはあまり見ないたちなのでその点で感慨はない。
旧制松本高等学校の校舎。
旧制高等学校は、今で言う東大・京大・東北大・・・にあたる(当時の価値観からすればもっと上らしいが)帝国大学へ進学できる言わばエリートコースであり、現在の高等学校とは根本的に異なる。
Wikipediaによると、「第九高等学校」の名を巡り松本と新潟との間で熾烈な誘致合戦が起こり中傷合戦に至る泥仕合化があったそうで、結局地名がつけられ「松本高等学校」となったのだそうだ。中野康明さんのページにある誘致合戦の様子が面白い。
「新潟のように遊郭の真ん中に校舎があるのは教育上良くない」
「松本のような寒冷地に校舎があるのは教育上良くない」
結果、一高から八高までのナンバースクールが、より別格扱いされることに。
旧制高等学校記念館。
旧制松本高等学校校舎の隣に開設されている。
旧制松本高等学校だけではなく、全国の旧制高等学校に関する様々な資料が展示されている。
旧
松本市にあった旧制小学校で、日本で最も古い小学校のひとつなのだそうだ。
現在は明治時代の教育資料を展示した博物館になっている。
今回松本へ来る際、観光で松本城以外に何か見るものがあるのかどうかという話を同僚としたのだが、古い建物、とりわけ学校関連の建物が集中していることには訪れる価値があると思う。
関連リンク
●長野県松本市(駅からマンホール:2007/09/08)
●野田俊介デザインスタジオさん(デザイン元)
●マンホールの面々さん
●マンホール博物館さん 2
●松本市の防火水槽マンホール(日本旅行のクチコミ情報)
●佐久便りさん
●鯛の尻尾を奪い取れさん
●マンホール友の会さん
●悠紀’s缶さん 2 3 4