伊勢神宮(外宮)
「電燈」と書かれた古そうな蓋。伊勢神宮外宮の境内で見つけた。近くに実使用中の比較的新しい電灯もあったが、同じ形式の蓋の無い電灯が境内に多数あったので、恐らくこの蓋はもっと古い時代の電灯の為に設置された設備で、現在は使われていないものと思われる。
伊勢神宮外宮の入り口。伊勢市駅から続く参道を抜けると皇居にも似た雰囲気の外宮入り口に出る。この周辺には伊勢市の彩色された蓋も多数設置されている。
外宮神楽殿前。広い境内の中で比較的新しい造りの建物。
外宮御正殿前。
♪伊勢に行きたい 伊勢路が見たい せめて一生に一度でも
御正殿横の立入り禁止の札の立つ区域。神宮は原則20年毎に正殿と14の別宮の全ての社殿を造り替えており、次回は2013年に第62回式年遷宮が行われ、御正殿はこちらに移る予定だ。第1回式年遷宮は西暦690年に行われており、それ以来、戦国時代に一時中断されるなどしたが1300年以上に渡って続けられている恐ろしく伝統のある行事だ。
「電燈」の蓋の傍にある実使用中の電灯。同じ形式の電灯は境内に幾つかあったが、「電燈」の蓋はここにしか無いようだった。
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●三重県伊勢市(駅からマンホール:2010/08/18)
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三重県宇治山田市(現 伊勢市)
「宇治山田市・水道・制水弇」と書かれた蓋。水道の「道」の字のしんにょうが点二つ(辶)なのもポイント。宇治山田駅周辺で偶然見つけた。宇治山田市は明治39年から昭和30年まで存在した自治体で、昭和30年1月1日に豊浜村、北浜村、城田村、四郷村を編入して現在は伊勢市になっている。いわゆる昭和の大合併で名前の消えた自治体だ。
旧市名を現在に残す宇治山田駅。近畿日本鉄道山田線・鳥羽線の駅。昭和6年、駅が開業した時と変わらぬ風格のある鉄筋コンクリート3階建て駅舎で、貴賓室も備えている。中部の駅百選に選定されており、国の登録有形文化財にも登録されている。
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●伊勢神宮(外宮)(駅からマンホール:2010/08/18)
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栃木県栃木市(旧)
蔵の街・栃木を象徴する「塚田歴史伝説館」と、市内を流れる「巴波川」に泳ぐ「コイ」がデザインされている。
栃木市は2010年3月29日に、大平町、藤岡町、都賀町との新設合併により新しい栃木市になっている。現在新しい市章を選定中だが、この蓋には合併前の旧市章が入っている。
こちらも「塚田歴史伝説館」がデザインされた消火栓の蓋。纏もデザインされている。
こちらは「消防車」がデザインされた消火栓の蓋。初めて見るデザインだ。
こちらは市の花「サツキ」が上下にデザインされた側溝の蓋。
栃木駅。両毛線と東武鉄道日光線の駅。2003年に高架化され、比較的新しい駅舎だ。旧駅舎は趣のある駅舎で人気があったせいか、栃木市総合運動公園の隣に移築・保存されている。
栃木市は江戸時代に例幣使街道の宿場町として盛え、戦災も免れたたため、多くの蔵や商家が残っている。写真はその蔵の街並み。訪れた日(2010年8月8日)に偶然「蔵の街サマーフェスタ」が開催されており、通りは多くの人で賑わっていた。
蓋にもデザインされている巴波川の風景。「蔵の街サマーフェスタ」の一環として灯篭流し(百八灯流し)も行われており、こちらも多くの人で賑わっていた。(マウスカーソルを乗せると蓋の絵を重ねて表示)
この日は祭りがあることを知らずにここまで来た。到着した時点で既に暗くなり始めており、蓋にデザインされている蔵の街並みの撮影は難しいだろうと半ば諦めていたのだが、祭りのおかげか川の周辺は幾分明るくなっていて助かった。嬉しい驚きだった。(マウスカーソルを乗せると蓋の絵を重ねて表示)
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●野田俊介デザインスタジオさん(デザイン元)
●おらほのマンホールの蓋&風景さん
●鯛の尻尾を奪い取れさん
●悠紀’s缶さん 2
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