下水道デー記念写真展「地下探訪」
下水道の日(9月10日)の記念イベントとして「地下探訪 ~足元に広がる真実~」という写真展が池袋サンシャインシティ・アルパ地下1階で開催されている。学生時代に下水道工事の現場監督に頼み込んで地下に潜り込んで以来「穴」の魅力に取り付かれてしまったという写真家、白汚零氏の撮影による地下世界の美しい写真が何点も展示されている。入場は無料。
会場は決して広くはなく、専門的な解説があるわけでもないが、一般向けの展示なのでこのくらいの規模がちょうどよいのではないかと思う。暗い・汚い・危険というイメージをもたれている下水道が、実は息を飲むほどに美しい世界だったということに気づかせてくれる。
おみやげに絵葉書や小冊子を頂いた。展示は9月12日(土)まで行われているので、時間に都合のつく方は是非行ってみてはどうだろう。
関連リンク
●東京ワンダーグラウンド(駅からマンホール:2010/09/10)
●マンホールと向こう側(駅からマンホール:2011/09/14)
●白汚零 写真展「虚」(駅からマンホール:2013/10/24)
●下水道デーイベント開催のお知らせ(東京都ホームページ)
●白汚零ウェブポートフォリオ
●白汚零の世界(月刊下水道)
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秋田県能代市
月遅れの七夕に行われる「ねぶながし行事(役七夕)」の「シャチ流し」がデザインされている。
こちらは「カモメ」がデザインされた上水道の蓋。能代市は2006年3月21日に二ツ井町との新設合併により新たに能代市となっているが、この蓋に入っている紋章は旧能代市の市章だ。また、旧能代市の鳥が「カモメ」だったが、新能代市の花・木・鳥はまだ決定されていないようだ。
能代駅。五能線の駅。隣の東能代駅には奥羽本線が通るが、市街地にあるのはこちらの駅だ。そのため東能代駅-能代駅を往復するだけの区間列車が多く設定されている。市街地に幹線である奥羽本線が通らなかったのは、奥羽本線を敷設する際に地域の反対運動があったことが理由のようだ。
能代駅のホームにはバスケットゴールが設置されている。能代市は全国大会での優勝回数が60回近いという能代工業高校のバスケットボールでの活躍が有名で、市でも「バスケの街づくり事業」を推進しているという。
能代工業高校は、井上雄彦の「SLAM DUNK」に登場する「山王工業高校」のモデルにもなっている。(集英社ジャンプ・コミックス「SLAM DUNK」第25巻、「#217 夜明けの天才」より)
関連リンク
●能代でらっと情報さん
●マンホール友の会さん
●鯛の尻尾を奪い取れさん
●TAKESHI’S ALBUMさん
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新潟県北魚沼郡広神村(現 魚沼市)
「ミズバショウ」がデザインされている。よく耳にするし、行ってもみたけど何処にあるのか即答できない「尾瀬」は広神村の近所ともいえる位置にある(隣接していた湯之谷村の南端が尾瀬に属する)。ただし「ミズバショウ」は広神村の花(カタクリ)でも木(ウワミズザクラ)でもない。
広神村は2004年11月1日に、小出町、堀之内町、湯之谷村、守門村、入広瀬村との新設合併により、魚沼市となっている。
こちらは同じデザインの彩色された蓋。ただし撮影場所は神奈川県の箱根湿生花園前だったりする。箱根湿生花園がデザインを転用したものと思われる。
こちらは一回り小さな蓋。フキノトウにも見えるが、何をデザインしたのかよくわからない。村の花(カタクリ)でも木(ウワミズザクラ)でもなさそうなのでお手上げ。
藪神駅。只見線の駅。旧村内の地域に駅は3つあるが、どれも無人駅。
藪神駅の時刻表。さすがにこの本数だと鉄道でマンホールの蓋を撮り集めるのには無理がある。この日(2009/08/08)はここから歩いて小出駅まで戻った。
藪神駅を出発するキハ40系気動車。只見線は小出駅で上越線と連絡しており、会津若松駅まで続いている。
関連リンク
●箱根町立箱根湿生花園(駅からマンホール:2008/04/05)
●魚沼生活さん
●鯛の尻尾を奪い取れさん
●悠紀’s缶さん 2
●月刊下水道さん 2
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