青森県上北郡上北町(現 東北町)
町章を中心に、町の花「スミレ」と町の木「イチョウ」の葉がデザインされている。左下に「湖といで湯の里」と書かれているが、「湖」は日本で11番目に広いという「小川原湖」を指している。
上北町は2005年3月31日に、東北町との新設合併により新しい東北町になっている。
東北本線、上北町駅。撮影は2008年2月。
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群馬県吾妻郡長野原町
噴煙を上げる「浅間山」を背後に、町の花「ムラサキツツジ(ミツバツツジ)」と町の鳥「ヤマドリ」がデザインされている。
長野原町は、建設中止か続行かで現在揺れている八ッ場ダムの建設地で、吾妻線の車窓からも建設中の橋(湖面2号橋:県道林・岩下線)が確認できた。
既に完成した橋(湖面3号橋:国道145号線付替)も見えた。八ッ場ダムの建設計画は昭和40年代に始まり、反対運動を乗り越えようやく来年度中に道路・鉄道の整備を終了し、2015年度にはダム本体が完成する予定であったが、ここに来て建設中止の可能性が出てきた。住民の移転や流出も進み、もう元には戻れない状況になっているため、地元の人にとっては「何をいまさら」といった思いがあるようだ。この辺りの事情は、住民の立ち退きも済み着工もされていたが結局計画が凍結されてしまった、滋賀県栗東市の新幹線新駅、南びわこ駅と事情が似ている。
河原湯温泉駅。吾妻線の駅で、線内に唯一残る木造駅舎。ダムが完成するとダム湖の底に沈む予定。
川原湯温泉駅は水没してしまうため、ダム湖の畔に新川原湯温泉駅の建設が予定されており、線路の付け替え工事も進んでいるという。
駅周辺や温泉街を散策すると、閉店・廃業した土産屋や温泉宿がいくつも目につく。
源頼朝が狩をしている最中に発見したとされる歴史の長い温泉だが、現在は人通りも少なく、寂しい感じがした。
慶長年間創業という温泉宿、山木館。老舗らしい雰囲気。
温泉街には、ダムが完成した未来図が掲げられていた。
駅から温泉街に向かう途中、ダム湖の岸壁補強と思われる工事現場があった。ダムが完成すると温泉街はそのままこの上に移動する予定だが、温泉街は既に疲弊しきっている様子だった。
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青森県南津軽郡大鰐町
町の動物「ワニ」のマスコットキャラクターがデザインされている。上部左に入っているのは大鰐町の「O」の字を二つ組み合わせた町のシンボルマーク。
こちらは町の花「ツツジ」がデザインされた雨水用の蓋。中央に町章が入っている。
奥羽本線、大鰐温泉駅。駅前には蓋にもデザインされているワニのマスコットキャラクターの像がそびえ立っている。
大鰐という地名は、はるか昔に大きな阿弥陀如来像があることから「大阿弥陀」と呼ばれていたことが元で、「おおあみだ」→「おおあみ」→「おおあね」→「おおあに」と変化してゆき、現在の「おおわに」になったのだという。爬虫類のワニとは関係無いが、語呂から「鰐」が出てきたようだ。
こちらは、大鰐温泉駅に隣接する弘南鉄道大鰐駅の入り口。大鰐温泉駅と同じホームに出るが、入り口は別になっている。弘南鉄道大鰐線は、ここから中央弘前駅までを結んでいる。
駅前からは青森県内では最も有名なスキー場ともされる大鰐温泉スキー場が見える。第三セクター「大鰐地域総合開発」が運営するスキー場だが経営難に陥り、大鰐町は青森県内で初となる早期健全化団体への転落が確実となっている。財務の悪さが影響して、平成の大合併でも周辺の自治体から爪弾きにされてしまったという過去もある。
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●大鰐町の下水道(大鰐町ホームページ)
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