多摩センター ~ 東京都多摩市


東京都多摩市

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「多摩川」に遡上して産卵する「サケ」がデザインされている。「イクラ」もちゃんとデザインされているが、近年の多摩川に確認されている「サケ」は人為的に放流した稚魚が海で成長して回帰したもので、自然のものではない。気候が寒冷だった縄文時代草創期の前田耕地遺跡(あきる野市)からサケの頭部の骨片が多数発掘された例はあるものの、長きに渡って多摩川にサケは遡上していなかったため、本来の生息域ではない水域に稚魚を放流することには反対意見も数多くあったようだ。稚魚の放流は「多摩川サケの会」を中心に行われていたが、この会は昨年2月に活動を休止しているため、今後多摩川で「サケ」が見られることはなくなるものと思われる。
 
蓋の構図の背後には「富士山」も見える。また、蓋にデザインされている橋は多摩市で唯一多摩川に架かる車道橋、「関戸橋」であると思われる。
 
 
 

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こちらは彩色されていない蓋。一部凹凸が異なっている。
 
 
 

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こちらも彩色されていない蓋だが、彩色された蓋と同じ凹凸の蓋。彩色しないと何がデザインされているのかわかりにくい。
 
 
 

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彩色されていない2種類の蓋を比較。右の蓋は彩色することを前提にした鋳型で造ったものの、何故か彩色されないまま設置されてしまったのではないかと想像してみたが、その割りに設置されている数が多かったので、多分間違った想像だと思う。
 
 
 

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こちらは「長靴」と「傘」がデザインされた蓋。
 
 
 

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同じ構成で彩色されていない蓋。彩色された蓋とは一部凹凸が異なっている。
 
 
 

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「長靴」と「傘」の蓋にも、彩色された蓋と同じ凹凸で彩色されていない蓋があった。
 
 
 

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折角なのでまた比較。「傘」の部分の凹凸だけでなく、地紋の網目の大きさも異なっている。
 
 
 

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こちらは市章が入った蓋。「傘」が小さくデザインされているので雨水管マンホールの蓋なのだと思われる。
 
 
 

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汚水管用の蓋には、水道の「蛇口」とトイレの「便器」がデザインされている。わかりやすいようなわかりにくいような。
 
 
 

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さらに「清掃」と書かれたちょっと大きめの蓋もあった。
 
 
 

グリーンライブセンター

多摩よこやまの道」を抜け、多摩センター地区に入った。写真は多摩市立グリーンライブセンターの温室。背後の大きなビルはベネッセコーポレーション(進研ゼミ)の東京ビル。
 
 
 

サンリオピューロランド

多摩センターといえばサンリオピューロランドも有名。
 
 
 

多摩センター駅

多摩センター駅に到着。写真は京王・小田急の駅舎。
 
 
 

多摩センター駅

多摩センター駅には多摩都市モノレールも乗り入れている。小田急線は新百合ヶ丘駅、京王線は調布駅と橋本駅、多摩都市モノレールは立川駅へ通じている。
 
 
 

関戸橋

蓋にデザインされているらしい「関戸橋」。関戸橋フリーマーケットが開催されており多くの人で賑わっている。(† Wikipediaより取得し加工。作者:FITM、利用許可:cc-by-sa-3.0)
 
 
 
関連リンク
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  ●鯛の尻尾を奪い取れさん
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この記事へのコメント 2件

  1. 歩鉄の達人 より:

    長靴と傘のマンホールは多摩市のマンホールですか?
    面白い絵柄ですね。
    長靴と傘なので雨水のマンホールですかね?

  2. アバター画像 駅からマンホール より:

    多摩市内で見つけました。多分雨水用なのだと思いますが、空気抜き用の孔が無いですね。豪雨のとき蓋飛んだりして。雨水管路に何枚かおきに孔開きの(地味な)蓋が混ざっているのかもしれません。

    色つきのは多摩センター駅の裏
    http://manholemap.juge.me/page.jsp?id=787001
    にあります。

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