SAYONARA 国立競技場 ~ 国立霞ヶ丘陸上競技場


国立霞ヶ丘陸上競技場

国立霞ヶ丘陸上競技場
 
旧字で「國立競技場」と書かれた蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

同じ様式の蓋だが細部の異なる蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場 代々木門

これらの蓋は2020年の東京オリンピックに向けて建て替えが予定されている国立霞ヶ丘陸上競技場に設置されている。「国立霞ヶ丘陸上競技場」というよりは「国立競技場」の方が通りがよいので、以下「国立競技場」と表記する。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

国立競技場は、1958年アジア競技大会と国民体育大会に向けて1957年(昭和32年)1月に起工され、1958年(昭和33年)3月に竣工している。その後1964年(昭和39年)の東京オリンピックのメインスタジアムとして使用され、その際にスタンドの増築工事も行われている。その後大規模な改修は行われていないようなので、設置されている蓋は基本的に昭和30年代のものだと思われる。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

こちらも旧字で「國立競技場」と書かれた蓋。競技場内には様々な種類の蓋が設置されている。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

こちらは電力系の蓋によく使われる地紋の蓋だ。やはり旧字で「國立競技場」と書かれている。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

上の蓋とは文字の配置が異なる蓋。文字を円形に配置する場合、この蓋の様に最初の文字を上に配置するのが通例のようだ。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

国立競技場は本日5月31日に開催されるファイナルイベントを最後に、7月には解体が開始される予定だ。そのため昨年から「SAYONARA国立競技場」と題して特別展や見学ツアーが実施されていた。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

普段は入れない場所で、しかも間もなく取り壊される場所ということで、筆者もその見学ツアーに参加してきた。この写真はグラウンドから眺めたメインスタンド。相撲の神という野見宿禰とギリシャ神話の勝利の女神ニケの壁画が描かれている。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

メインスタンド最上階のロイヤルシート。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

ロイヤルシートからの眺望。正面に聖火台が見える。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

裏には貴賓室もあった。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

競技場内の通路に設置されていた消火栓の蓋。㈱長谷川鋳工所の製品。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

止水弇と書かれた蓋、弇の字は萌え点入り。こちらも㈱長谷川鋳工所の製品だ。前にちらりと書いたが、鉄蓋製造企業は、道路に敷設される上下水道や共同溝などの蓋を製造する土木系と、建物に付随する設備の蓋を製造する建築系とに分けることができるそうで、その建築系では㈱長谷川鋳工所は長らく最大手だったのだそうだ。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

水槽と書かれた蓋。「H」の文字をたくさん繋げたようなこの地紋は、㈱長谷川鋳工所発祥の地紋とのことだ。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

汚水と書かれた蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場国立霞ヶ丘陸上競技場

汚水桝と書かれた小型の蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

汚水桝と書かれた中型の蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

同じく汚水桝と書かれた中型の蓋。汚水桝の蓋はスタジアム周辺に多数あり、細かい違いのある蓋も多数あったが、それらを全て取り上げていたら㈱長谷川鋳工所のパンフレットのようになってしまうので、代表的なもののみを掲載した。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

汚水桝ではなく汚水蓋と書かれた小型の蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

同じく汚水蓋と書かれたやや大型の蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場国立霞ヶ丘陸上競技場

用途の書かれていない小型の蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

同じく用途の書かれていない中型の蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

こちらも用途の書かれていない中型の蓋だが、上の蓋と異なり上部に型番が書かれている。交換された新しい蓋かもしれない。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

「H」を横に繋げ、れんが塀のように見える地紋の蓋。こちらは㈱長谷川鋳工所ではなく㈱ニムラの製品。㈱ニムラもどちらかといえば建築系の鉄蓋製造企業だ。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

選手控室近くからの眺め。国立競技場で活躍した選手と同じ目線に立てる。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

選手控室も見学可能だった。この隅の席は三浦知良選手の指定席なんだとか。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

顔出し看板も用意されていた。顔の代わりに聖火台をあてがってみた。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

コーナーポストが立てられる位置からの眺め。気分だけはサッカー選手になれる。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

グラウンドの地下に怪しい階段があった。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

選手が利用するトイレがこの階段の先にあったのだそうだ。このトイレはもう使われなくなっており、地下通路にも水が溜まっているとのことで、その中までは見学できなかった。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

他にもグラウンド上には謎の蓋が多数あった。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

「P」「CM」「C」「E」などと書かれている。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

こちらは「P」「C」「E」と縦に並んだ蓋。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

親子蓋のようになっている。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

選手用通路には、通路と同じシートが貼られた蓋があった。結構強引だ。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

聖火台のすぐそばにも行くことができた。昭和39年の東京オリンピックのために造られたのかと思っていたが、昭和33年のアジア競技大会に合わせて造られたのだそうだ。ごま油で磨くのがよいそうだ。マンホールの蓋もごま油で磨いてみようかしら。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

聖火台付近からの眺望。代々木・新宿方面がよく見える。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

スプリンクラーが稼働中。先ほどのグラウンド上にあった蓋の下にはこのような設備があるのかもしれない。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

国立競技場内に設置されていた他の蓋も並べてみる。この蓋は中央部分に削られたような跡の残る蓋。削られたのは都章だろうか。虐待蓋だ。
 
 
 

東京都

太った都章が入った蓋。こちらは削られなくてよかった。
 
 
 

瓦斯

右書きのガスの蓋。各地の路上でもたまに見かけるが、ここに設置されているということは少なくとも昭和30年代まで新たに設置されていたということになる。右書きだから戦前の設置、と簡単に判断できないわけだ。
 
 
 

国立霞ヶ丘陸上競技場

この蓋は敷地の外に設置されていた蓋だが、他では見たことが無いタイプの蓋だ。レゴブロックのような地紋。
 
 
 

送水口

派手に彩色された送水口。「サイヤミーズ コネクシヨン」の表記で、㈱村上製作所の製品だ。脇には㈱長谷川鋳工所の蓋も見える。頼もしいツートップ。
 
 
 

国立競技場駅

国立競技場駅の地上出入口。都営地下鉄大江戸線の駅だ。
 
 
 

国立競技場駅

出入口に鎮座する青ドリル。「くるくるシンボル」という名前で比較的最近設置されるようになった都営地下鉄のシンボルなのだそうだが、知名度は低い。
 
 
 

東京オリンピック金銀銅メダル

国立競技場に併設された秩父宮記念スポーツ博物館には、昭和39年の東京オリンピックのメダルも展示されていた。他にも国立競技場に縁のある品々が多数展示されており、お勧めスポットだったが、新国立競技場が完成するまで休館する予定だ。新国立競技場は2019年竣工を目標としている。今から楽しみだ。
 
 
 
 
追記
 

ブルーインパルス

SAYONARA国立競技場・ファイナルイベントの為に東京上空に飛来したブルーインパルスを文京シビックセンターの展望ラウンジから撮影してみた。
 
 
 

ブルーインパルス

今回のベストショット。普段は地面ばかりを撮影しているので、上空の、しかも動くものを撮るのは難しい。
 
 
 

ブルーインパルス

国立競技場上空からいったん戻ったところ。この後再び国立競技場へ向かった。
 
 
 

ブルーインパルス

演目を終え帰投するブルーインパルス。
 
 
 

ブルーインパルス

帰投先は入間基地とのことだ。
 
 
 
関連リンク
  ●国立競技場グッズ販売(チケットぴあ)
  ●株式会社長谷川鋳工所
  ●徒然なるままににさん
  ●歩ばあちゃん、出会い旅 part2さん
  ●あきじゅんのブログさん
  ●夢の入口でさん