サッポロビール株式会社
 
サッポロビールのシンボル「星」がデザインされた蓋。赤で彩色されている。この星はサッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所を保有していた北海道開拓使の徽章が由来で、北極星のイメージなのだとか。
 
 
 

こちらは青で彩色された毘沙門亀甲文様(テトラポッド模様)の蓋。
 
 
 

さらに緑で彩色された蓋も。恐らく色に何らかの意味があるのだろう。青は仕込み水、赤は排水、緑は出来たてビールとか。そんな蛇口ひとつ家に欲しいぞ。
 
 
 

これらの蓋は2003年9月に閉鎖されたサッポロビール埼玉工場跡地、現在のリボンシティ内に展示されている。
 
 
 

場所はここ、川口駅の北側。マンホールマップでも確認できる。
 
 
 

蓋だけでは何なのかわからないので銘板もあるが、ごちゃごちゃと説明を加えておらず、お洒落。
 
 
 

リボンシティ内にはショッピングモール、アリオ川口も立地する。もちろんここもビール工場跡地だ。
 
 
 

工場で実際に使用されていた仕込釜。リボンシティ内には、かつてここにビール工場があったことを偲ばせる展示物が散見する。マンホールの蓋に着目して展示物として残しているのは、鋳物のまち川口なればこそか。
 
以上、撮影は全て2010年5月。
 
 
 
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第４回マンホールナイト
 
再びご無沙汰してしまっております。すみません、もちっと頑張ります。
 
今月初めの6月1日に第４回マンホールナイトが開催されました。過去3回の開催では発表者として参加してきたのですが、今回は運営者の一員として参加いたしました。マンホールナイトはkokutetsuさんこと清水さんが企画され中心となって運営されてきたのですが、今年度よりその清水さんが社会人となられお忙しくなり、比較的暇そうに見えた社会人の私（＜多分違う理由）に声が掛かり、運営者として参加させていただくことになりました。
 
運営者側に立ってみると、これまでの発表者としての私は、特に発表時間の点でずいぶん運営者、あるいは各回最後の発表者（主に@dotnsfさん）にご迷惑をおかけしてきたなぁ、などと今まで見えてこなかったことが見えてきたりもしています。
 
あまりイベントの運営というものをやった経験がなく、あちこちにいろいろとご迷惑をおかけしたのではないかと思いますが、なんとか無事終了し、現在はマンホールナイトのサイトの整備を進めております。といっても、すでに開催から3週間以上経っており、決して手際はよくないのですが、林丈二先生の基調講演の動画再生もできるようになりましたので是非ご覧になってください。謎蓋探偵団のコーナーやなんかも追々充実させてゆきますので（気長に）ご期待ください。
 
なお、マンホールナイトに関してご意見・ご要望がありましたら、どんな形でもよいので是非運営者としてご参加頂き、そのご意見・ご要望を自らの手で実現させ、皆さんで一緒に盛り上げてゆきましょう。次回、第５回の開催は11月2日のイイフタの日に決定しておりますが、運営者、或いは協力者を広く求めております。切実です。
 
 
というわけで、今回はマンホールナイトのご紹介でした。
 
 
 
関連リンク
　　●第４回マンホールナイト
　　●マンホールナイト
 

愛知県知多郡武豊(たけとよ)町
 
町の花「サザンカ」がデザインされている。武豊町は言わずと知れた競馬の町、ではないが同名ということで騎手の武豊が1日町長を務めたこともあったとか。
 
 
 

武豊駅。武豊線の駅で同線の終着駅。昭和40年まではここから武豊港まで線路が続いていた。武豊線は現在の東海道線を建設する際、建築資材運搬の為に敷設された路線とのことだ。
 
武豊線は「上り」「下り」が通常とは逆になっている珍しい路線だ。名古屋方面から東京へ向かう場合、武豊港から海路を使っていたため、名古屋方面から武豊駅の方向が「上り」、反対の方向が「下り」とされ、東海道線開通後もその扱いは変更されず現在に至っている。
 
 
 

駅前ロータリーに立つ「高橋煕君之像」。高橋煕(さとし)は武豊駅の駅手で、昭和28年に襲来した台風の影響で線路が流失した際、そのことをやって来る列車に伝えて殉職した。その行動が「国鉄職員の鑑」として全国に報道され、この像が建てられたのだそうだ。
 
以上、撮影は2010年7月。
 
 
 
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お知らせ
来る6月1日(土)に、第4回マンホールナイトが開催されます。今回も路上観察の大家、林丈二先生を講師にお迎えし、楽しい発表が幾つか行われる予定です。今回はギャラリーと町歩きの開催や、座談会など新しい趣向が取り入れられ、マニアでも初心者でもより楽しめる内容になっております。詳細・予約はこちらから、よろしくお願いします！